★豪ドル/円の日足では、上値を切り下げ・下値を切り上げる三角持合いの様相となっていたが、下抜けしてきた。各移動平均線も下抜け5日線(赤線)も下向きとなってきていることから、短期的にも下落基調が強まっている。
5日線から260日線(茶線)までの移動平均線を下抜けしていることから、含み損を抱えている買い手がほとんどであると言える。まだ、直近5日線82.20円からかい離が大きくなっていないため、含み損を抱え込んでいる可能性が高い。そのため、もう一段下落するとストップロス絡みの売りが入り、下落に勢いがつく可能性があるので注意が必要となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、徐々に上値を切り下げながら下落基調となっている。%K:18.57、%D:28.52とかい離幅を広げて両線とも下向きとなっている。かい離が広がっているうちは、下落の勢いが強いことを示しているので注意する必要がありそうだ。
豪ドル/円は3月以降80円台半ばから84円台半ばまでのレンジ相場となっていることから、レンジ下限へ向けての動きには注意が必要となる。
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