★8月の東京白金相場では、1986年以降の月足で始値と終値で勝ち(陽線・円安)、負け(陰線・円高)とした場合、13勝19敗と陰線の出やすい月となっている。ただ、過去10年間では陽線・陰線は5勝5敗の5分の割合となっており、以前ほどは陰線になる確率は下がっている。
平均変動率では5.60%となっており、始値2967円に対して上限3133円から下限2801円の範囲内での動きとなりやすい。
東京白金の月足では、240ヵ月線(茶線)がサポートとして意識されていたが、3月以降は確り下抜けしたことから、下落基調が強まった。また、12ヵ月線(赤線)、20ヵ月線(紫線)、24ヵ月線(青線)も240ヵ月線を下抜け、下向きとなっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:12.67、%D:11.18とかなり売られ過ぎ過熱感が出ている。%Kが%Dを上抜けしてきており、緩やかながら上向きとなっていることで、コンバージェンス的な値動きとなってきている。月足のため、直ぐに戻り基調になりにくいものの、徐々に底値を確認しながら戻り基調となる可能性はある。
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