★日経225の一目均衡表日足では、雲の上限を上抜けしてきたものの転換線5日(茶線:オリジナル線)22,634円がレジスタンスとして意識され上値を重くした。
ただ、転換線9日(赤線)が上向きとなってきていることから、短期的な上昇基調は継続している。また、26期間先の先行スパン1が先行スパン2を上抜けしてきたことからも、上昇基調となってきた。
26期間手前の遅行線(緑線)はロウソク足をわずかに上抜けしてきていることで、確り上抜け出来ると『好転』となり上昇基調が継続する可能性がある。しかし、明日ロウソク足がレジスタントなり再びロウソク足を下抜けるようだと、再び下落基調となる可能性があることから、明日の遅効性の動向には注意が必要となる
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kが%Dを買われ過ぎ域から下抜け、両線とも下向きとなっていることから、下押し圧力が強いことを示している。
明日は転換線5日を上抜け出来るかも重要なポイントとなる。海外投資家が不安に思っていた自民党総裁選も、岸田政調会長が不出馬を明らかにしたことで、安倍首相が3選目を継続する可能性が高まった。そのため、日本の政局に関する先行き懸念が後退したことで、改めて日本株買いの動きになる可能性が高まる。米欧首脳会談で波乱なく終了するようなら、リスク選好の動きにつながり明日以降の株高の期待が高まる。
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