★南アランド/円の一目均衡表日足では、戻り基調を維持していたが雲の下限がレジスタンスとして意識され戻り一服となっている。ただ、転換線5日(茶線)8.480円と52期間の高低の中心値となる先行スパン2の8.420円がサポートとして下値支持している。転換線5日や転換線9日(赤線)が上向きを維持していることから、短期的には戻り基調は継続している。
ただし、相場の方向性を示す基準線(青線)が横向きとなっていることから、上向きになるまでは短期的な戻りトレンドになる可能性がある。
26期間先の先行スパン1が上昇基調となっていることから、先行き先行スパン2を上抜け出来るかがポイントとなる。
遅行線(緑線)は、26期間手前のロウソク足を上抜けする『好転』となっていることで、戻り相場は継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:92.47、%D:93.20とかなり買われ過ぎ過熱感が出ていることから、調整的な下落基調となっても不思議ではない。
まとめると、戻り基調にやや過熱感があり短期的な調整があっても不思議ではないが、現状の水準を維持できると来週には雲の上限を上抜けすることになる。雲の上限を上抜けするとレジスタンスが解消されることから値動きが軽くなりやすい。重要なことは基準線が上向きとなるようなら、上値追いの動きになりやすい。ただし、転換線5日や先行スパン2を下抜けするようなら、来週雲の中に入ってくることで雲の上限がレジスタントして意識される。
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