FITS エコノミックレポート

★ドル/円の日足では、最後のレジスタンスである260日線（茶線）110.34円を上抜けすると、その後は下落するというパターンが続いている。本日その260日線を上抜けしてきたことから、注意が必要となる。

ただ、前回2回はストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）で買われ過ぎの過熱感が出ていた。しかし、今回は％K:75.15、％D:61.65と過熱感なく両線がかい離幅を広げながら上昇していることから、過去の動きとは異なっている。

そのため、5月21日に付けた高値111.39円が次の上値節目になりやすい。

6月末を挟んでドル/円では円安になりやすいという過去の経験則が当てはまる値動きとなっている。しかし、7月第2週から円高に戻りやすいので注意が必要となる。