★欧州市場朝方の取引では、前日欧米市場の流れを引き継いで、欧州通貨が対ドル・対円で調整売りに押されて軟調取引となった。欧州勢の参入後はややドルの買い戻しが進んだ。米長期金利が上昇したことも買いを誘い、112.80円付近まで下値を切り上げた。113.00円手前で上値を抑えられ、日経先物が上げ幅を縮めたほか、クロス円も売られたことでドルは失速した。その後も米長期金利の上げ幅縮小を受けて軟調推移が継続した。一時112.49円まで下げたが、米長期金利が上昇すると買い戻しが強まり112.70円台まで持ち直した。米11月JOLT(求人労働移動調査)求人件数の低下を切っ掛けにドルは失速した。NYダウが一時前日比123ドル高となり、米長期金利が2.53%台まで上昇したことで、112.60円台まで戻した。その後は、新規材料難のなか、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。
日銀の量的緩和縮小の思惑による円買いが続いたほか、米11月JOLT求人件数の低下を切っ掛けにドル売りが強まった。しかし、米国株高・長期金利上昇からドル買い・円売りも見られ下げ渋った。
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