FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の日足では、10日線（黄線）88.75円の攻防から下抜けとなっている。明日のNZ総選挙が警戒されていることでオセアニア通貨が売られていることや、北朝鮮による地政学リスクが高まりからドル/円を始めクロス円でも円が買われる展開となっている。

10日線を下抜けすると、25日線（青線）の87.68円が次の節目となりやすい。ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：74.60、％D：84.70と過熱感域から両線とも下向きとなっている。

韓国聯合ニュースによると、北朝鮮の制裁強化などに対する対抗措置は太平洋での水爆実験を意味する可能性があるとの報道から円高傾向が強まっている。本日は週末のため、円売りを進めていた向きのポジション調整が入りやすく終日円高傾向が強まる可能性がある。