★欧州市場序盤では、欧州株が軟調に推移、日経先物も続落となるなか、リスク回避の円買いの動きが再開した。ドル軟調地合いを維持する一方、円以外の主要通貨に対してドルは概ね前週末終値近辺でもみ合い商状となった。NYダウ先物や米長期金利が下げ渋るなか、ドルがやや持ち直す展開。『108.85円から本邦実需勢の買いが観測されている』との指摘があった。NY勢参入儀に全般ドル売りが進んだ流れに沿った。米国株や日経先物が下落したことを受け、リスク回避の売りに押された。対ユーロなどでドル売りが進んだことにつれた面もあった。米国株が持ち直したことが相場の下支え要因となったことや、前週末の安値108.60円がサポートとして意識されると徐々に下値を切り上げた。戻りの鈍い展開となったが、ムニューシン米財務長官が、債務上限引き上げで議会と協力していくことを目指す姿勢を示し、9月末までの引き上げを目標としているとしたことで、リスク回避の動きが一服した。
欧米市場では、方向感の乏しい展開となっていた。3回109.00円台回復トライしたが、結局は押し戻される展開となっており、109.00円超でのドル売りの根強さが意識される。下値では本邦実需勢の買いも入りやすく、108円台後半から109円にかけてのレンジ相場となりやすい。
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