★豪ドル/円は、リーマン危機以降の長期的値動きでは、下値72円ところ上値は90円ところのレンジ相場となっている。レンジ相場の上抜けでは、一旦102-105円まで上値を広げるパターンとなっている。注目点とすると、2016年12月から2017年3がうまで上値抵抗ラインとなっていた120カ月線(緑線)を上抜けしてきたことである。そのため、レンジ上限の90円近辺を目指す動きとなりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、一旦%Kと%Dは下落基調となっていたが、再び両線とも上向きを維持していることからも上値トライとなりやすい。
また、12カ月線(赤線)が20カ月線(紫線)と24カ月線(青線)をゴールデンクロスしていることも上値追いになりやすい。
豪ドル/円の長期トレンドは、2016年6月をボトムとして上げ下げはあるものの、上値・下値切り上げる上昇トレンドとなっている。節目となっている90円台まで上昇するのかが今後の焦点となる。
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