★ポンド/円の週足では、下値を切り上げつつ上値トライとなっている。そのため、昨年の12月16日週直近高値148.45円が視野に入ってきた。この直近高値を上抜けすると、上値・下値切り上げとなり昨年からの下落トレンドが終了したことになりやすい。そして、上昇トレンドに転換したことになりやすい。ロウソク足でも、上値・下値を切り上げつつ4連陽となっている。来週も陽線となると5連陽となり上昇基調が持続しやすい。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ14、3、3、20、80)は、%K:96.76、%D:74.61と過熱感が出てきているものの、%Kと%Dのかい離が大きいことから、%Dが追いついてくるまで高止まりする可能性がある。
ポンドは『ヒットマン通貨』という異名を持っており、突然大きく方向転換する動きになることが多い。今回の戻り場面でも、26週線を下抜けして下落基調が強まったとことで、売り方は強きとなったと思われる。しかし、反転するや一気に上値抵抗ラインを超えて上昇するなど、ヒットマンらしい動きとなった。
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