★欧州市場序盤では、欧州株が軟調推移、米長期金利も上昇幅を縮小するなか、円売りの流れは一服し111.20円台でもみ合いとなった。欧州金融イベントを控えて様子見ムードが広がるなか、111.30円前後での持ち高調整が続いた。米労働省が発表した4月21日週の新規失業保険申請件数が25.7万件となり、市場予想の24.5万件を上回り雇用改善一服、3月耐久財受注(速報)は前月比+0.7%となり、市場予想の前月比+1.3%を下回ってドル円は111.37円に軟化した後111.42円近辺で揉み合い推移となった。全般ドル高が進んだ流れに沿ったほか、米3月住宅保留指数が市場予想を上回ったことも支えとなり、一時111.60円まで上げた。しかし、商品相場が全般軟調に推移するなかクロス円が売り込まれるにつれて円買いが優勢となった。米国の株価が下落に転じたほか、原油価格が大幅な下落で警戒感が広がり、一時111.02円まで下落した。その後は、新規材料難のなか、111.20円前後で方向感の乏しい展開となった。
111円半ば近辺では上値の重い半面、111.00円近辺では月末絡みでのドル需要もあり底堅い展開だった。新規材料待ちの状態となっている。嵐の前の静けさなのか?
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