★欧市場序盤では、朝鮮半島有事への警戒感がいったん後退し、米長期金利が上昇するなかドル買いが優勢となった。米長期金利上昇幅を広げるなか、ユーロ/円の続伸に支えられて110.50円前後に上昇した。欧州中盤では、NY勢参入を控え、ドル/円の上昇は一服、ドルは110.37円付近に軟化した。欧州政治リスクや北朝鮮を巡る地政学リスク緩和を受けて、欧州株が大方上昇し、NYダウ先物も上昇したことでドル買いが優勢となった。米国の住宅関連指標が軒並み予想を上回ったため米長期金利の上昇を受けたドル買いが強まったほか、株高につれてリスク選好の円売りも強まった。米株高に伴う円売り・ドル買いが出たほか、市場では『本邦長期資金の買いが観測されたとの指摘があり111円台を回復した。NYダウが一時260ドル超上昇したことなどをながめ円売り・ドル買いが進行し、一時111.18円まで上昇した。
欧米市場ではリスク選好の動きが継続し、ほぼ一本調子での上昇基調となった。ただ、今晩はトランプ政権による『税制改革案』が発表され、議会を通過するかは非常に不透明感が多く、このままリスク選好の動きが続くかは懐疑的。また、暫定予算が28日に期限切れとなり、政府機関の一部へいさん離数kが浮上しており、連邦議会は29日以降の新予算を可決する必要があるが、トランプ大統領の看板公約であるメキシコ国境の壁の費用計上を巡って与野党が対立し早期成立の目処が立っていない。
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