銘柄紹介-金

金(ゴールド)先物取引の特徴

金先物のアイコン

 金は、とても希少性の高い貴金属で有史以来、富の象徴とされてきました。

大阪取引所で取引されている金は、標準先物、ミニ先物、限日先物の3種類で、いずれも純度99.99%以上の金地金を標準品とした先物取引です。金標準先物の取引単位は1キログラム(1,000グラム)、金ミニ先物と金限日先物の取引単位は100グラムで取引されています。

 行われている取引は先物取引であり、現物取引ではありません。金標準先物、金ミニ先物であれば、最長で12ヶ月先の限月を取引することができます。また、金限日先物は、取引期限がありませんので、期限を気にせず取引することができます。いずれの取引も先物取引なので、証拠金で取引することができ、転売または買戻しすることで決済することができます。

 金は資産としての側面を持ちますが、他の資産と決定的に違うのがその普遍的価値です。株式・債券・紙幣などは、企業や政府・中央銀行などの信用によって成り立っていますが、金はそうではありません。金は鉱物であり発行元がありません。発行元の信用によって成り立っている他の資産と違い、金は全世界中でその価値が認められています。金融危機や地政学的リスクなど経済が不安定な状態になると普遍的価値がある金に資産が流れやすくなるのはそのためです。

 また、金は非常に希少性が高い鉱物で、人類の有史以来採掘・精製してきた金の量は、わずか19万トンしかありません。19万トンと言われてもあまりピンときませんが、世界の人口はおおよそ77億人(2019年時点)なので19万トンを全人類に割り当てたとすると一人当たり24グラムしかありません。金は紙幣や債券のように簡単に発行することができない、限られた資源である金が生み出す特別感も金が人々を引き付ける要因の一つなのかも知れません。

金標準先物の値動き

金(標準先物・ミニ先物・限日先物・ポケットゴールド100先物)の取引概要

金標準 金ミニ 金限日 ポケットゴールド100
(2026年4月13日
取引開始予定)
取引の種類 現物先物取引 現金決済先物取引 限日現金決済先物取引 限月現金決済先物取引
標準品(取引の対象) 純度99.99%以上の金地金 金標準先物の価格 純度99.99%以上の金地金 金標準先物の価格
倍率 1,000倍 100倍 100倍 100倍
呼値とその値段 1グラム当たり1円刻み 1グラム当たり0.5円刻み 1グラム当たり1円刻み 1グラム当たり1円刻み
取引単位 1キログラム (1,000グラム) 100グラム 100グラム 100グラム
決済方法 1.転売または買戻し
2.最終決済(現物受渡しによる決済)(※1)
1.転売または買戻し
2.最終決済(最終清算数値による決済)
転売または買戻し 1.転売または買戻し
2.最終決済(最終清算数値による決済)
受渡値段及び最終清算数値 取引最終日の日中立会におけるVWAP(※1) 金標準先物の当月限取引最終日における日中立会の始値 金標準先物の当月限取引最終日における日中立会の始値
受渡日時(※1) 毎偶数月末日の正午まで(12月は28日等)
受渡供用品(※1) 標準品と同等であって、取引所が指定する商標等の刻印のあるもの
建玉数量の制限 一般委託者:全限月合計:5,000枚 原則、制限なし 原則、制限なし 原則、制限なし
清算値段 夜間立会の開始時から日中立会終了時までの最終約定値段等 同一限月の金標準先物の清算値段 理論現物価格(フォワードレートより算出) 同一限月の金標準先物の清算値段。同一限月の金標準先物の限月取引が存在しない場合には、最終約定数値。必要な場合は、上記に関わらず株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が適当と認める数値に修正。
限月 各偶数月(6限月制) 各偶数月(6限月制) 翌年12月限月のみの1限月制(1年2か月、10月から12月までの間は2限月制)
建玉保有期限 当月限納会日の属する月の15日(※2) 取引最終日の翌営業日
値幅制限 1.制限値幅:
通常制限値幅 5%
第一次拡大制限値幅 10%
第二次拡大制限値幅 15%
※ただし、市況等を勘案し、呼値の制限値幅を臨時で見直すことがあります。

2.DCB(即時約定可能値幅):直近約定値段を中心に下記の値を加減して得た幅
寄付板合わせ時 120円
ザラバ時 40円
引板合わせ時 80円
サーキット・ブレーカー 標準取引の中心限月の取引において、制限値幅上限(下限)で約定又は買(売)気配が提示され、1分の間に制限値幅上限(下限)から制限値幅の10%を超えて下落(上昇)して取引が成立しない場合、標準・ミニ・限日先物取引の取引を10分間中断します。
立会終了直前20分、サーキットブレーカーの発動はありません。

※1.インターネット取引スタンダードコースでは、原則、受渡決済をおこなっておりません。
※2.インターネット取引スタンダードコースでは、建玉保有期限を過ぎた場合、当該日時以降の立会において決済されます。

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