FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2022/04/26/07:34:42

米国株式市場は上昇:中国の動向を睨みながらの展開で乱高下

NYダウは238.06ドル高の34049.46ドル、ナスダックは165.56ポイント高の13004.85ポイントで取引を終了した。中国の都市封鎖が世界経済の減速に繋がるとの懸念や中国株式市場の下落を警戒した売りに、寄り付き後は下落した。また、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが意識されると、幅広い銘柄に売りが先行し一時480ドル超下落した。その後、JDドットコムなど中国株が下げ止まると、国内のハイテク株も買い戻され上昇に転じた。さらに、金利の低下を好感した買いや電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)のマスク最高経営責任者(CEO)による短文投稿サイト、ツィッター(TWTR)買収が正式発表されると、ハイテクがさらに持ち直し相場を押し上げ引けにかけて主要株式指数は上げ幅を拡大した。市場では『月末にかけて年金基金などのリバランスに伴う買いが期待される』との声も聞かれた。VIX指数は28.21から27.02へ低下した。

 

NY外国為替市場:米国株動向に振れる展開

ドル/円は、中国経済の不透明感に加えて、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが意識されると、世界経済の成長鈍化懸念からNYダウが一時480ドル超下落した。リスク回避の円買いが優勢となった。米10年債利回りが2.75%台まで大幅に低下したことも円買い・ドル売りを促し、前週末の安値127.74円を下抜けて一時127.52円まで下げ足を速めた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢になった。NYダウがプラス圏を回復し290ドル超上昇したほか、米10年債利回りが2.83%台まで低下幅を縮小したことでドル/円にも買い戻しが入った。 

 

ユーロ/ドルは、新型コロナウイルス感染が拡大する中国の景気が減速するとの懸念から欧州の主要株価指数が軒並み下落すると、投資家のリスク回避姿勢が強まりユーロ売り・ドル買いが進行し、一時1.0697ドルと2020年3月以来約2年1カ月ぶりの安値を更新した。ただ、安く始まった米国株相場が持ち直すと、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、ユーロ/ドルは1.07ドル台前半で下げ渋った。 

 

NY原油先物市場は大幅続落:需要の鈍化懸念を手掛かりにした売り優勢

NY原油先物市場は95.28ドル-101.55ドルのレンジ相場となった。中国・北京市で都市封鎖(ロックダウン)が実施されるとの観測が広がるなか、需要の鈍化懸念を手掛かりにした売りが強まった。アジア市場の序盤に101.55ドルまで買われたが、世界的な株安を警戒して伸び悩み、ニューヨーク市場の中盤にかけて95.28ドルまで下げ幅は拡大した。しかしながら、米国株式が反発したことから、通常取引終了後の時間外取引で99ドル台半ば近辺まで戻している。

 

NY金先物市場は5日続落:換金目的の売りが継続

NY金先物市場は1891.80-1935.50ドルのレンジ相場となった。対ユーロなどでドル買いが進み、ドル建てで取引される金価格の割高感が意識された。終値では約2カ月ぶりの安値水準となった。アジア市場の序盤で1935.50ドルまで買われた後は伸び悩み、ニューヨーク市場の序盤にかけて1891.80ドルまで下落。換金目的の売りが続いていた。ただ、米長期金利の低下を受けて下げ止まり、通常取引終了後の時間外取引では主に1900ドル近辺で推移した。

 

米国債券市場は続伸:世界経済の成長鈍化懸念から買い優勢

米国債券市場で中長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.04%低い(価格は上昇)2.62%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.08%低い2.82%で終了した。中国経済の不透明感に加えて、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが意識されると、世界経済の成長鈍化懸念から相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。 

 

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2022/04/25/03:01:50

米国株式市場は大幅下落:米FRBの金融引き締め加速への警戒感

NYダウは981.36ドル安の33811.40ドル、ナスダックは335.36ポイント安の12839.29ポイントで取引は終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大幅利上げを示唆したことを受けた投資家心理の悪化で、寄り付き後は下落した。終日、年内の利上げペース加速を警戒した売りが続き、引けにかけて下げ幅を拡大した。一時1000ドル超下げた。VIX指数は22.68から28.21へ上昇した。

 

NY外国為替市場:黒田日銀総裁発言報道で乱高下

ドル/円は、欧米株価が下落すると、欧州通貨やオセアニア通貨に対してリスク回避のドル買いが先行した。円に対してもドル買いが入った。『黒田東彦日銀総裁は米コロンビア大学での講演で、円が下落しても積極的な金融緩和を継続する必要があると発言した』との報道が伝わると、円売り・ドル買いが加速した。アジア時間の高値128.69円や前日の高値128.70円を上抜けて、一時129.11円まで上値を伸ばした。ただ、黒田総裁の発言について、当該記事を報じたメディアが『円が下落との部分はなく、円についての言及はなかった』と訂正すると、一時128.44円付近まで下押しした。米国株相場が軟調に推移したことも相場の重石になった。なお、米財務省は声明で『イエレン財務長官と鈴木俊一財務相は為替市場を含む金融市場の動向を協議し、為替レートに関してはG7やG20の従来のコミットメントを維持する重要性を強調した』と明らかにした。 

 

ユーロ/ドルは、米10年債利回りが低下に転じたことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行すると1.0845ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.0852ドル手前で失速。米国株相場の下落に伴うリスク回避のドル買いが強まると、一時1.0771ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.33と2020年3月以来約2年1カ月ぶりの高値を付けた。ただ、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁がCNBCに対し『資産購入プログラム(APP)は7-9月期初めに終了する公算が大きい』『年内利上げの可能性はかなり高い』と発言すると売りが一服し、1.07ドル台後半で下げ渋った。

 

NY原油先物市場は3日ぶりに反落:需要後退懸念や欧米株安を嫌気した売り

NY原油先物市場は101.06ドル-104.22ドルのレンジ相場となった。国際通貨基金(IMF)による世界経済の成長率見通し下方修正や、中国での新型コロナウイルス感染再拡大から上海などでロックダウンが実施されていることを受け、経済停滞によるエネルギー需要の後退観測が浮上した。原油相場の押し下げ要因となった。アジア市場で104.22ドルまで買われたが、株安を警戒して伸び悩み、ロンドン市場の序盤に101.22ドルまで反落。供給不安は消えていないことから、ニューヨーク市場の序盤に103ドル台前半まで戻す場面があった。しかしながら、欧米株安を嫌気した売りが増えたことによって102ドルを再び下回り、通常取引終了後の時間外取引で101.06ドルまで下げている。 

 

NY金先物市場は4日続落:換金目的の売りに押される

NY金先物市場は1928.00-1957.80ドルのレンジ相場となった。ドルインデックスが2020年3月以来の高水準となる101.33まで上昇するなど、為替市場でドル買いが進んだ。ドル建て金価格の割高感につながり7日以来、2週間ぶり以上の安値1928ドルまで一時売られた。アジア市場で1957.80ドルまで買われた後は伸び悩み、ニューヨーク市場の中盤にかけて1928.00ドルまで反落した。換金目的の売りが増えた。ただ、欧米諸国の株安を受けて1942.30ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1930ドル台で推移した。

 

米国債券市場は反発:米国株の大幅下落でリスク回避の債券買い

米国債券市場で中長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)2.66%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い2.90%で取引を終了した。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが意識される中、時間外取引では債券売りが優勢だった。ただ、現物の米国株相場が軟調に推移すると相対的に安全資産とされる米国債に買いが入り上げに転じた。

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2022/04/22/07:33:55

米国株式市場は下落:米国での金利の急伸を警戒した売り優勢に

NYダウは368.03ドル安の34792.76ドル、ナスダックは278.42ポイント安の13174.65ポイントで取引を終了した。3月の景気先行指数が過去最高を記録し、失業保険継続受給者数が1970年来で最小となる好調な経済指標を好感し、寄り付き後は上昇した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げペースを若干加速させる必要性に言及し5月連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.5%ポイントの利上げも選択肢になることを確認すると、売りに拍車がかかり下落に転じた。金利の急伸を警戒し、引けにかけて下げ幅をさらに拡大した。VIX指数は20.32から22.68へ上昇した。

 

NY外国為替市場:FRBの金融引き締め加速が意識されドル底堅い展開

ドル/円は、日米金融政策の方向性の違いが改めて意識される中、円売り・ドル買いが先行した。米10年債利回りが2.95%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、一時128.70円と日通し高値を付けた。前日のG7財務相・中央銀行総裁会議では、鈴木俊一財務相が急速な円安への危機感を訴えたものの、各国から反応はなく、市場では『為替介入は難しいとの見方を裏付ける結果になった』との声が聞かれた。G7会合ではロシアのウクライナ侵略の下での国際経済が主な議題で、為替は主要な議題ではなかった。ただ、買いが一巡すると伸び悩む展開になった。高く始まった米国株相場が下げに転じ、軟調に推移するとリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、128.07円付近まで下押しした。なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は国際通貨基金(IMF)主催のパネルディスカッションに参加し『インフレのピークは3月かもしれないが、それは分からない』『3月にピークを迎えたとは考えていない』『5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げを検討する』などと発言した。FRBの金融引き締め加速が意識され、米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時2.7261%前後と2018年12月以来の高水準を付ける場面があった。 

 

ユーロ/ドルは、欧州市場ではデギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁の発言を受けて一時1.0936ドルと日通し高値を付けたものの、NY市場では上値の重さが目立った。11日の高値1.0954ドルがレジスタンスとして意識されたほか、米長期金利の上昇に伴うドル買いが入り一時1.0831ドル付近まで下押しした。なお、ラガルドECB総裁はIMF主催のパネルディスカッションで『6月理事会では資産購入プログラム(APP)終了が鍵。金利の道筋を示唆する可能性もある』『我々は為替の目標を持っていない。為替動向は注視する』などと語った。 

 

NY原油先物市場は続伸:供給不安から買い優勢

NY原油先物市場は102.01ドル-105.42ドルのレンジ相場となった。ウクライナ侵攻を受けた制裁による欧米のロシア産原油の輸入停止に加え、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の一角リビアにおける一部油田や輸出ターミナルの閉鎖が供給不安を誘った。アジア市場で102.01ドルまで下げた後、供給不安は払しょくされていないことから、ニューヨーク市場の中盤にかけて105.42ドルまで上昇した。ただ、米長期金利の上昇や株安を意識して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では104ドルを挟んだ水準で推移した。

 

NY金先物市場は3日続落:米金利の上昇を嫌気した売り優勢

NY金先物市場は1938.00-1960.10ドルのレンジ相場となった。米金利の上昇を受け、金利を生まない資産である金の相対的な価値低下が重しとなった。米10年債利回りは一時2.95%台まで上昇した。10年債利回りの上昇一服後も、米金融政策の方向性と連動しやすい2年債の利回りは2.72%台へ上昇し、2018年12月以来の高水準を付けた。アジア市場の序盤で1960.00ドルまで買われた後、ロンドン市場で1938.00ドルまで下げた。ただ、ニューヨーク市場では株安を意識した買いが入ったことで下げ止まり、長期金利の上昇が嫌気されたものの、通常取引終了後の時間外取引で1955.70ドルまで戻している。

 

米国債券市場は下落:米FRBが積極的に利上げ実施との見方から売り

米国債券市場で中長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.13%高い(価格は下落)2.69%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.08%高い2.91%で取引を終了した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレに対応するため、積極的な利上げを実施していくとの見方から債券売りが広がった。なお、パウエルFRB議長はこの日、『迅速な行動が適切』『5月会合では0.50%の利上げを検討する』などと発言した。

 

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2022/04/21/07:35:00

米国株式市場はまちまち:決算結果に振れる展開に

NYダウは249.59ドル高の35160.79ドル、ナスダックは166.59ポイント安の13453.07ポイントで取引を終了した。金利の上昇が一段落したほか、ITサービスのIBM(IBM)や消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)の好決算を好感した買いに、寄り付き後は上昇した。NYダウは終日堅調に推移した。一方、動画配信のネットフリックス(NFLX)の冴えない決算を受けハイテクが売られ、ナスダック総合指数は下落した。VIX指数は21.37から20.32へ低下した。

 

NY外国為替市場:海外市場では利益確定売りからドル/円急落

ドル/円は、アジア時間に一時129.40円と2002年4月以来約20年ぶりの高値を付けたあとだけに海外市場では利益確定目的の売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りや、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えたポジション調整目的の売りも出て一時127.46円と日通し安値を更新した。なお、複数のメディアによると『G20会合でロシア当局者が発言を始めたところ、イエレン米財務長官をはじめ複数の財務担当相と中銀総裁が退席』。イエレン氏は会合にロシア代表が対面形式で出席したことに不快感を表明したもよう。米連邦準備理事会(FRB)がこの日公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、『米経済活動は緩やかなペースで拡大した』『依然として、高いインフレ率と労働力不足が企業の課題』『将来の成長見通しは最近の地政学的展開と物価上昇によって生じた不確実性によって不透明になった』との見解が示された。 

 

ユーロ/ドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーから金融政策の正常化に前向きな発言が伝わったことで、ユーロ買い・ドル売りが入りやすい地合いとなった。米長期金利の低下もユーロ買い・ドル売りを促した。カザークス・ラトビア中銀総裁はこの日、『著しいインフレリスクがあり、早ければ7月にも政策金利を引き上げる可能性がある』と述べたほか、ナーゲル独連銀総裁は『性急な利上げには反対』とした上で、『初回利上げは7-9月期になる』との見通しを示した。 

 

NY原油先物市場は小幅に反発:米長期金利低下とドル高一服を好感

NY原油先物市場は99.88ドル-103.96ドルのレンジ相場となった。需要鈍化を懸念した売りが先行した。米エネルギー省(EIA)週間石油在庫統計(4/15 時点)で原油在庫が-802.0万バレル(前週 +938.2万バレル)と取り崩しへ転じたことが下げ渋りを誘ったものの、反発力は限られた。ロンドン市場で103.96ドルまで買われた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて99.88ドルまで下げたが、米長期金利の低下やドル高一服を意識してやや反発した。通常取引終了後の時間外取引では主に102ドル台推移した。 

 

NY金先物市場は続落:換金目的の売りがやや優勢

NY金先物市場は1941.00-1960.90ドルのレンジ相場となった。前日に重しとなった米金利の上昇やドル高は落ち着いたものの、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測による金利先高観は根強く、金を買い戻す動きは強まらなかった。欧米株価が総じて底堅く、ギャップダウンしたネットフリックスが戻せなかったため弱かったナスダック総合以外の主要株価がおおむね上昇したことも、リスク回避資産とされる金を買いにくくした。アジア市場で1941.00ドルまで下げたが、長期金利の低下やドル高一服を意識して反転した。その後、換金目的の売りが入っており、金先物はやや上げ渋る場面があった。ただ、通常取引終了後の時間外取引で1960.90ドルまで買われている。

 

米国債券市場は反発:ポジション調整目的の買い優勢

米国債券市場で中長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)2.56%で取引を終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.10%低い2.83%で取引を終了した。このところ急ピッチで利回りが上昇してきたため、ポジション調整目的の買いが入った。20年債入札が『好調』と受け止められたことも相場の支援材料となった。なお、利回りは時間外取引で一時2.9770%前後と2018年12月以来約3年4カ月ぶりの高水準を付ける場面があった。 

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2022/04/20/07:28:22

米国株式市場は上昇:企業決算の期待とマスク着用義務の撤回を好感した買い

NYダウは499.51ドル高の34911.20ドル、ナスダックは287.30ポイント高の13619.66ポイントで取引を終了した。企業決算への期待に寄り付き後は上昇した。好決算を発表したジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が買われたほか、ナイキやウォルト・ディズニー、3Mなどに買いが入り相場を押し上げた。また、連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター (CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まり、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げや金利高への警戒感を相殺した。売られていたハイテクセクターでも買戻しが強まり、引けにかけて、主要株式指数は上げ幅を拡大した。VIX指数は22.17から21.37へ低下した。

 

NY外国為替市場:米長期金利上昇でドル買い優勢に

ドル/円は、大規模な金融緩和策を継続する日銀と積極的な金融引き締めに動く方針を示す米連邦準備理事会(FRB)の方向性の違いが改めて意識されて、円売り・ドル買いが優勢となった。米10年債利回りが2.9459%前後と2018年12月以来約3年4カ月ぶりの高水準を付けたことも相場の支援材料となり、一時128.97円と02年5月以来約20年ぶりの高値を付けた。市場では『足もとの急速な円安進行を受けて、政府・日銀からは円安けん制発言が相次いでいるものの、効果は薄れ、逆に円売り材料と捉える動きが出てきた』との指摘があった。なお、ハト派として知られるエバンズ米シカゴ連銀総裁はNY経済クラブで『最近のインフレ統計には前向きな展開が一部見られる』と述べた一方、『インフレが再加速すれば、大きな懸念材料』『FF金利はおそらく中立金利を超える水準まで引き上げる必要がある』『FF金利は年末までに2.25-2.50%への引き上げもあり得る』などと発言した。『この発言で同総裁がタカ派に転じたと受け止められる可能性がある』との声も聞かれた。 

 

ユーロ/ドルは、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。FRBが積極的に金融を引き締めるとの見方からユーロ売り・ドル買いが出た半面、インフレの高止まりで欧州中央銀行(ECB)が金融政策の正常化を早期に迫られるとの観測も根強く、下値ではユーロ買い・ドル売りが入った。

 

NY原油先物市場は5営業日ぶりに反落:ドル高と米長期金利上昇を嫌気

NY原油先物市場は101.51ドル-108.37ドルのレンジ相場となった。世界経済の成長が鈍るとの見通しを受け、原油などエネルギー需要が鈍化するとの見方が台頭した。原油相場の調整を誘った。国際通貨基金(IMF)は2022年の世界成長率見通しを0.8%下方修正し、3.6%とした。原油の供給不安を受けてアジア市場で108.37ドルまで買われたが、ニューヨーク市場ではドル高と米長期金利の上昇を嫌気した売りが強まり、一時101.51ドルまで下落した。その後、米国株高を意識して103ドル台前半まで戻したが、通常取引終了後の時間外取引では102ドルを挟んだ水準で推移した。 

 

NY金先物市場は大幅に反落:ドル高と米長期金利上昇を嫌気

NY金先物市場は1945.50-1985.10ドルのレンジ相場となった。昨日3月初旬以来の2000ドル台回復を果たした達成感もあって、ウクライナ情勢を懸念したリスク回避の金買いは一服した。利益確定の売りが優勢となった。2020年3月以来の101台へドルインデックスが上昇するなど、ドル相場の上昇もドル建て金価格の割高感につながり、売りを後押しした。ニューヨーク市場の序盤にかけて1985.10ドルまで買われたが、ドル高や米長期金利の上昇を受けて換金売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で1945.50ドルまで下落した。

 

米国債券市場は続落:米FRBの積極的な利上げ実施思惑から売り優勢

米国債券市場で中長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.13%高い2.59%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.08%高い2.93%で終了した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレに対応するため、積極的な利上げを実施していくとの見方から、この日も債券売りが続いた。利回りは一時2.9459%前後と2018年12月以来約3年4カ月ぶりの高水準を付けた。

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