FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2017/06/28/08:00:40

★米国株式市場は下落:米上院のヘルスケア採決延期を嫌気

NYダウは98.89ドル安の21310.66、ナスダックは100.53ポイント安の6146.62で取引を終了した。ドラギECB総裁が欧州のデフレ圧力はリフレに変わったとの見解を示したほか、米6月消費者信頼感指数、地区連銀製造業指数、住宅価格指数が軒並み予想を上回ったことで長期金利が上昇、株式市場では売りが先行した。しかし、米上院がヘルスケア法案の採決を7月4日以降に延期すると発表したことが嫌気された。主力ハイテク株の下落も重しとなり100ドル近い下げ幅となった。VIX指数は9.90から11.06へ上昇した。

 

★NY外国為替市場:ドラギECB総裁発言を受けユーロ急伸

ドル/円は、ユーロ/円の急伸につれたほか、米経済指標が良好な結果となったことが好感された。米長期金利の大幅な上昇も支えに5月24日高値の112.12円を上抜け、112.46円と5月17日以来の高値を付けた。その後、イエレン米FRB議長の発言が伝わり全般ドル安が進むとに伸び悩んだ。『米上院はヘルスケア法案の採決を7月4日以降に延期する可能性』と伝わり、NYダウが100ドル近く下げたことも嫌気され112.06円まで値を下げた。一方で、押し目を拾いたい向きも多く引けにかけて112.30円台まで持ち直した。ユーロ/ドルは、ドラギECB総裁のタカ派発言を受け、欧市場からユーロ高が加速した流れを引き継いだ。ポンド/ドルがストップロスを巻き込み急伸した影響も受けて1.1349ドルと昨年8月23日以来の高値を付けた。

 

★NY原油先物市場は続伸:需給改善期待とドル安で買い優勢

ユーロ高・ドル安の相場展開となったことや、米6月消費者信頼感指数が予想を上回ったことが材料視された。また、翌日発表のEIA週間在庫統計を前に持ち高調整の買いも入った。原油の供給超過状態は段階的に解消されるとの見方は後退していないが、需給見通しの不透明感は依然として払拭されていない。

 

★NY金・銀先物市場は上昇:先行き資金流入減少懸念で上値重い

NY金先物は、1241.80ドルから1253.80ドルのレンジで推移した。ドラギECB総裁発言が為替市場で金融緩和策の縮小の動きと捉えられユーロが上昇したことでドル安による買いが入った。しかし、金融政策の正常化によって、金への投資資金流入が減少するとの懸念が重しとなった。前日に約1カ月ぶりの安値を付けた反動からの買い戻しもあった。

 

★米国債券市場は反落:欧州債券下落につれ安

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.07%高い(価格は下落)2.20%で終了した。ドラギECB総裁の発言を受けて欧州の金融緩和縮小への思惑が高まり、欧州債券市場が下落した影響を受けた。予想を上回る米経済指標が相次いだことも相場の重しとなった。

 

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2017/06/27/08:11:07

★米国株式市場まちまち:ハイテク株が売られ上値重い

NYダウは14.79ドル高の21409.55、ナスダックは18.10ポイント安の6247.15で取引を終了した。欧州市場と同様に、イタリアの銀行救済を受けて金融セクターが概ね底堅い動きとなった。朝方、一時的に連銀の金融正常化プロセスのペースが鈍化するとの見方で買われる場面もあったが、主力ハイテク株が売られたことで上値のが切り下がり、一時マイナス圏に沈んだ。VIX指数は10.02から9.90へ低下した。

 

★NY外国為替市場:まとまったドル買いで強含む

ドル/円は、米5月耐久財受注が予想を下回ったことがわかると、ドルは下げ足を速めた。その後、NYダウが110ドル超高から下げに転じたものの、再び上昇するなど方向感の定まらない展開となり、111.45円前後で神経質な動きが続いたが、まとまったドル買いが持ち込まれ、20日高値の111.78円を上抜けてストップロスを巻き込み、111.93円まで上げた。ただ、112円台は回復出来なかった。ユーロ/ドルは、予想を下回る米耐久財受注額を手掛かりに1.1171ドルから1.129ドルまで買いが進んだ。ただ、買いが一巡すると伸び悩んだ。また、ドラギECB総裁が『政策金利は成長回復のために低いことが必要』と述べたほか、ドル/円の上昇が重しとなり1.1175ドルまで失速した。

 

NY原油先物市場は続伸:ポジション調整の買い優勢

短期筋などがショートポジションの買い戻しが進んだ。メキシコ湾岸の原油生産が天候要因で減り、需給改善につながるとの思惑が浮上したため買いが優勢となった。原油の供給超過状態は段階的に解消されるとの見方は浮上しているが、需給見通しの不透明感は払しょくされていない。

 

★NY金・銀先物市場は下落:ファットフィンガーとの指摘も

NY金先物市場は、1236.50ドルから1259.00ドルのレンジで推移した。一時1230ドル台まで下げ幅を拡大する場面も見られた。市場では『ファットフィンガー(大台など注文の誤入力)があったのではないか』との指摘もあった。

 

★米国債券市場は上昇:低調な米経済指標を受け買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)2.13%で終了した。米5月耐久財受注額の低調な結果を受けて安全資産とされる債券買いが優勢となった。ただ、今週に予定されている米国債入札を控えて需給の緩みを警戒した売りに上値が抑えられた。また、28日(日本時間:2:00)のイエレン米FRB議長の講演を前に持ち高調整の売りも見られた。

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2017/06/26/03:01:13

★米国株式市場はまちまち:米長期金利低下で引けにかけ下落

NYダウは2.53ドル安の21394.76、ナスダックは28.56ポイント高の6265.25で取引を終了した。小幅下落して寄り付いたものの、週末を控えて持ち高調整目的の売りが先行し60ドル超下げた。ただ、原油価格が続伸したことが好感され、エネルギー関連株が買われたことで下値も限られた。昨日、連銀による大手金融機関のストレステストの一部が発表され、朝方は金融セクターが買われる場面もあったが、引けにかけて長期金利が低下したことでNYダウは下落に転じた。VIX指数は10.48から10.02へ低下した。

 

★NY外国為替市場:ユーロ中心の相場展開

ドル/円は、5月米新築住宅販売件数が予想を上回ったほか、ブラード米セントルイス連銀総裁は『インフレとインフレ期待、下向きのサプライズ」「バランスシート縮小は利上げしない会合で行う可能性』『バランスシート縮小は9月開始の可能性』などと語ったが影響は限定的だった。弱い5月カナダ消費者物価指数(CPI)を受けたカナダドル売りや、全般ユーロ買いが取引の中心となり111.25円前後で動意を欠いた。ユーロ/ドルは、低調な加インフレ指標を手掛かりにユーロ/カナダドルが買い上げられたほか、ユーロ/ポンドの上昇につれた買いが進んだ。欧州時間高値の1.1188ドルを上抜け1.1209ドルまで強含んだ。ただ、19日高値の1.1214ドルが目先の上値目処として意識されると、1.1200ドル前後で次第に方向感を欠いた。

 

★NY原油先物市場は続伸:協調減産順守率の上昇で買い優勢

前日に続いて短期筋などのポジション調整的な買いが入った。ただ、週間ベースでは3%超さげており、原油安の基調に変化はない。売りが先行したものの、OPECの監視委員会が22日、5月の減産順守率は協調減産の開始以降で最高となる。106%に達したと発表しており、ショートポジションを買い戻す動きが観測された。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した国内石油掘削設備(リグ)稼働数は23週連続で前週比11基増となり、758基となった。

 

★NY金・銀先物市場は上昇:ドル安が好感され買い優勢

NY金先物市場は、1250.60ドルから1260.00ドルのレンジで推移した。ドルインデックス指数が低下するなど、為替市場でドルが主要通貨に対して弱含んだことが好感され、買いが優勢となった。

 

★米国債券市場は横ばい:手掛かり材料難で横ばい

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前日と同じ2.14%で終了した。来週に国債入札を控えて需給の緩みを警戒した売りが見られたが、手掛かり材料難のなかで引けにかけて買われた。

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2017/06/23/08:06:47

★米国株式市場はまちまち:材料難からもみ合い相場

NYダウは12.74ドル安の21397.29、ナスダックは2.73ポイント高の6236.69で取引を終了した。朝方は前日終値を挟んだ値動きとなっていたが、共和党上院のオバマケア代替法案の詳細が明らかになると、ヘルスケアセクターを中心に上昇した。原油価格が反発したことや、ハイテク大手決算も好感されたが、引けにかけてマイナス圏に沈んだ。VIX指数は10.75から10.48へ低下した。

 

★NY外国為替市場:ドルは引けにかけて弱含み

ドル/円は、米長期金利の低下に伴い111.07円まで値を下げたが、米長期金利が低下幅を縮めると買いが進んだ。原油先物価格が上げ幅を広げたことや、4月カナダ小売売上高が予想を上回り、カナダドル/円が上値を試す展開となるにつれて111.44円まで持ち直した。ただ、米長期金利が再び低下したほか、NYダウが引けにかけてマイナス圏に沈んだことで111.20円台まで伸び悩んだ。ユーロ/ドルは、しばらく1.1165ドル前後で神経質な動きが続いたが、ユーロクロスが下落すると次第に上値が切り下がり、一時1.1139ドルまで弱含んだ。

 

NY原油先物市場は反発:短期筋のポジション調整買い戻し

足もとで相場下落が続いたこともあり、短期筋などのポジション調整的な買い戻しが入った。ただし、供給超過の状態がすみやかに解消されるとの見方は少ない。原油在庫の継続的な減少の可能性は残されているものの、生産量が一段と低下しない限り、45ドル前後でのもみ合い相場が続くとの指摘もある。

 

★NY金・銀先物市場は上昇:手掛かり材料なから小動き

NY金先物市場は、1246.40ドルから1256.00ドルのレンジで推移した。米国株は高安まちまちと方向性が乏しいなか、為替市場でも小動きが続き、手掛かり材料難となった。そのため、100日線や200日線が位置する1250ドルを挟んだもみ合い相場となった。

 

★米国債券市場は反発:入札好調の結果受け底堅い展開

米国債券市場で長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前日比0.02%低い(価格は上昇)2.14%で終了した。前日の終値から小幅に上げた水準で方向感が定まらなかったが、米30年TIPS入札の結果が『好調だった』と受け止められ、やや底堅く推移した。

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2017/06/22/08:04:57

★米国株式市場はまちまち:原油安を嫌気した売り優勢

NYダウは57.11ドル安の21410.03、ナスダックは45.92ポイント高の6233.95で取引を終了した。一部ソフトウェア企業の決算や中国電子商取引大手の強気の見通しが好感され、ハイテクセクターには買いが広がったものの、原油価格の大幅下落を背景にエネルギー関連株などが売られ、上値の重い展開となった。VIX指数は10.86から10.75へ低下した。

 

★NY外国為替市場:原油価格下落受けて全般ドル安へ

ドル/円は、欧州時間に111.03円まで下げたが、ホールデン英中銀MPC委員が『年後半に金融刺激策の一部解除を支持』との発言しポンド/円が急伸すると、つれる形でドル買い戻しが優勢となった。米5月中古住宅販売件数が予想より強かったことも買いを後押した。ただ、原油価格が一転下落しクロス円が売られたほか、NYダウが70ドル超安となり米長期金利が再び低下したため、ドルは失速した。引けにかけては111.40円台まで持ち直した。ユーロ/ドルは、米長期金利の低下やポンド/ドルの急伸につれて1.1155ドルまで上げたが、ポンド/ドルが伸び悩むと失速した。その後は全般ドル安が進んだことで買い戻しが広がり、1.1169ドルまで強含んだ。

 

★NY原油先物市場は大幅続落:供給超過懸念根強く売り優勢

EIA週間在庫統計で原油やガソリンがいずれも在庫減となったことに初動は買いで反応し、一時44.20ドルまで上昇した。ただ、世界的な供給超過懸念からその後は一転して売りが優勢となり、昨年8月11日以来の安値となる42.05ドルまで売られた。

 

★NY金は上昇・銀先物市場は続落:ドル弱含みで買い戻し

NY金先物市場は、1241.70ドルから1248.80ドルのレンジで推移した。下げる場面もあったが、NYダウが下落したほか、ドルインデックス指数が低下した。そのため、ドルが主要通貨に対して弱含んだことで金はしっかりとした推移となった。日足では100日線と200日線近辺でのもみ合い相場が継続した。

 

★米国債券市場は反落:英国債の売りにつれた売り

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は下落)2.16%で終了した。ホールデン英中銀MPC委員の発言を受けた英国債の下落につれて売りが先行したが、原油価格が大幅に下落したことで買い戻しが進んだ。

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