★新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な感染)するまでは、リスク回避のドル売りとなっていたが、3月9日以降はリスク回避のドル買い(有事のドル買い)に市場は変化した。
VIX指数(恐怖指数:赤線)とドル/ユーロ(青線)で検証してみる。2月中旬以降VIX指数が上昇し始めると、ドル/ユーロは売られ下落する展開となった。しかし、VIX指数は上昇基調を継続したものの、ドル/ユーロは3月9日が底値となり反発する展開となった。
VIX指数は3月16日の82.69まで上昇した後は、急速に下落基調となりボラティリティが拡張から収縮に向かった。
VIX指数の下落を睨みつつドル/ユーロも下落基調となった。
VIX指数も8月17日の21.35が底となり、徐々に下値を切り上げる展開となっている。それに伴ってドル/ユーロも上昇基調となってきた。
再びVIX指数が上昇基調になるようなら、ドル買いが強まりドル高傾向となりやすい。
今後もVIX指数の動向には注意しておきたい。
※一般的にはユーロ/ドルで為替分析するが、ドル/ユーロにすることでVIX指数との連動性が見やすくなるため、チャート上ではドル/ユーロを使用した。
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