FITS エコノミックレポート

東京金のボリンジャーバンドに変化兆しが!

2018/07/04/10:25:43

 

★東京金のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)日足では、プラス3σに変化の兆しが出始めた。昨日4,714円がピークとなり本日(AM10:05 )時点では4,712円とわずかながらプラス3σが閉じ始めてきた。また、バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)は真上を向いていたボリンジャー%Bに勢いの鈍化が見え始めている。バンド幅の拡大が減速し始めていることを示している。

 

ボリンジャーバンドのエクスパンションでは、±3σが拡大すること大きな動きとなる。しかし、その収縮の兆しはトレンドの反対側の3σが閉じ始めることで収縮の兆しと見る。今回は下落トレンドとなったことで、注目するのはプラス3σの動きとなる。その後、戻り基調となるとマイナス3σが閉じ始めるので、乗せのタイミングとなる。

絵に描いたような閉じ方をすると非常に分かりやすいのだが、閉じてからもう一回バンド幅が拡大することもあるので、他のオシレータと共に売買タイミングを計る必要がある。

ロウソク足は、前日ロウソク足に対して、上値・下値を切り上げるロウソク足となっているものの、マイナス1σがレジスタンスとして意識されており、上値が重くなっていることには注意が必要となる。

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日経225は260日線を死守できるか注目!

2018/07/04/09:51:02

 

★日経225の日足では、昨日下ヒゲロウソク足の『タクリ線』となり、本日の戻り基調が期待された。しかし、前日NYダウが下落したことや、朝方からの円高基調により上値での期待は削がれた。

一方下値では、前日260日線(茶線)21,604円がサポートとして意識されたことから、本日も260日線を維持出来るかが最大の注目点となる。

260日線は、1年間365日から土曜日52日間、日曜日52日間とお正月1日を差し引いた、主要市場の営業日に当たる日数となる。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:8.24、%D:13.10とかなり売られ過ぎ過熱感が出ている。しかし、両線とも下向きが継続しており、現状では反転の兆しは出ていない。

 

米中貿易協議激化の懸念が高まっていることや、中国人民元安や中国株を始めとしてアジア株が総じて弱い展開となっていることも上値の重い展開となっている。また、週末6日から米国が中国に対して関税賦課実施となることで、中国が対米国に対抗する関税を賦課するとより一層のリスク回避の動きにつながりやすい。また、米6月雇用統計が公表され、今後のFRBの追加利上げの加速懸念の思惑も残る。

 

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ドル/円では2度あることは3度あるのか!

2018/07/04/09:17:04

 

★ドル/円の日足では、各移動平均線を上抜けても油断できない展開となっている。5月21日に各移動平均線の抵抗帯を上抜け高値111.39円まで上昇した後、翌日には陰線となり下落基調となった。また、6月15日も同様に各移動平均線を上抜けしたものの、翌日には陰線となり下押しした。今回も昨日111.13円の高値をつけたが、本日陰線となり5日線(赤線)の110.60円を下抜けし始めている。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜け下落基調を示してきている。

2度あることは3度あると言われているが、今回も再び各移動平均線を下抜ける下落となるようなら、111円の上値重さを再確認したことになる。

 

本日の下値では200日線(紫線)110.16円25日線(青線)110.13円を維持出来るか注目点となる。

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東京金60分足では出来高の多い価格帯を上抜け!

2018/07/04/07:58:36

 

★6月28日以降の東京金60分足では、米独立記念日を控えて短縮取引となったため、NY勢の参加者が減少したことで、東京金も引けにかけて小幅な値動きとなった。雲の上限は維持して終了した。今回も4460円近辺では上値の重い展開となった。

 

NY金先物は一時1238.8ドルと昨年12月12日以来の安値を付けたものの、その後は1258.50ドルまで買われた。米中貿易摩擦激化に対する警戒感が再び高まり、安全資産とされる金買いが優勢となった。米長期金利の低下も材料視された。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上抜けしてきたことで、上値が重くなると一旦利益確定売りが入りやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルはゼロラインを上抜けしているものの、両線のかい離幅が縮小傾向となっており、一旦上昇の勢いが鈍化している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高値圏でもみ合いとなっている。

 

東京金の日足では、10日線の4447円がレジスタンスとして意識され上ヒゲロウソク足で引けた。ただ、5日線がわずかに上向きとなってきていることから、本日の値動きが重要なポイントとなる。ストキャスティクス・スローでも%K:11.06、%D:9.59と売られ過ぎ域から%Kが%Dを上抜けしてきた。ボリンジャーバンドのプラス3σが4714円から4712円とわずかに内側に入ってきたことから、相場の変化の兆しが出てきている。本日は10日線を上抜けることで、プラス3σも内側に入ってくることが確認されるため、重要なポイントとなる。

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 111円台での上値重い!

2018/07/04/07:02:40

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株反発、日経先物も上昇幅を広げる中、リスク回避の動きが後退し、ドルと円は軟調推移した。ドル/円は111.00円近辺で底堅い展開となった。しかし、ドイツ政治混乱への懸念が後退したことを背景に、ユーロが反発した。ドル/円でもドルが軟調となった。その後も、ポンドやオセアニア通貨など幅広い通貨などにドル売りが強まると、ドル/円も目先のストップロスを巻き込みながら110.50円台まで下落した。また米長期金利が低下幅を拡大する中、日米金利差縮小を意識したドル売りが出た。NYダウも朝方100ドル超上昇していたが下落に展示米長期金利は2.88%から2.83%まで低下したことで、ドル売りが継続した。

その後は、米国では独立記念日の前日で米株式・債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少し110.60円前後で商いは低調となった。

 

★本日のポイント

・111.20円より上は上値が重い

・米株安と米長期金低下で円買い

・独立記念日前日で後半は小幅な値動き

・週末の中国への貿易制裁関税賦課の実施不透明感が相場の重石

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