FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円は本日一目均衡表の雲ネジレ!

2019/04/25/12:53:09

 

★トルコリラ/円の一目均衡表日足では、本日雲のネジレに当たっている。ネジレでは、トレンドの反転やトレンドの加速など相場の節目となりやすい。

今まで転換線5日(茶線:オリジナル線)転換線9日(赤線)がレジスタンスとなりながら下落基調だったが、本日転換線5日からややかい離して下落基調となってきた。そのため、トレンドの加速となりやすい。

相場の方向性を示す基準線は横向きとなっている。基準線は26期間の高低の中心値となるが、来週から3月22日の大陰線やその後の大陽線が計算期間から外れてくる。来週は基準線が上下に振れる展開となるが、徐々に下向きとなることは明白である。

3月22日安値の18.74円を下抜けするようなら、1月3日安値18.02円が視界に入ってくる。

一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%D:13.18、%SD:15.09とかなり売られ過ぎ過熱感が出ているが、モメンタム系のオシレートのためトレンド発生時には、一段の深押しやダマシが発生しやすいので注意が必要となる。

このような時は、ロウソク足が転換線を上回るような状況になるかを注視する必要がある。

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで4月25日の米国株市場を先取り!

2019/04/25/09:56:18

 

4月24日(水)の米国3市場は、NYダウ:59.34ドル安の26,597.05ドル、S&P500:6.43ポイント安の2,927.25ポイント、NASDAQ:18.81ポイント安の8,102.01と三指数ともに上昇した。一方、米長期金利は、2.524%へ低下(価格は上昇)した。『23日付けPERと株価から逆算』して4月24日付け予想PER計算すると、NYダウ:17.73倍、S&P500:18.15倍、NASDAQ:25.04倍と、三指数ともに前日比PERから低下した。2011年4月21日以降の平均値は、NYダウ:15.02倍、S&P500:16.60倍、NASDAQ:21.79倍で現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に24日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.116%、S&P500:▲2.986%、NASDAQ:▲1.470%と、三指数ともにイールドスプレッドは前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。

米長期国債金利は、欧州時間に発表された独景況感指数が市場予想を下回り、ユーロ圏の景気減速懸念が再燃した。相対的に安全資産とされる米国債に買い(利回りは低下)が集まった。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

24日(水)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.059%⇒▲3.116%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から1.110%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.047%と縮小してきている。NYダウは、キャタピラーやAT&Tなど、この日発表された一部大手企業の決算が概ねさえない内容となり、売りが優勢となった。欧州時間に発表された独景況感指数が予想を下回り、ユーロ圏の景気減速懸念が再燃したことも嫌気された。米長期金利の低下を受けて、ゴールドマン・サックスなど金融株も軟調だった。 しかし、1-3月期決算発表を終えた企業の約8割で収益が市場予想を上振れたとの報道もあり、決算への期待感から下値は限られた。VIX指数は12.28から13.14へ上昇した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲2.930%⇒▲2.986%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.883%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.255%へ縮小してきている。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.416%⇒▲1.470%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.709%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.272%へ縮小してきている。

 

テクニカル的には、NYダウは、5日SMAの26,555ドルが支えとなり、上昇基調を継続している。昨日は下落したが、5日SMAと10日SMAが上向きを維持していることから、短期的には上昇基調が継続している。昨年10月3日に付けた高値26,951ドルが視界に入ってきた。ただ、高値圏にあることから上値が重くなると利益確定売りが入りやすい。一目均衡表では、転換線の26,379ドル上抜けを維持している。また、相場の方向性を示す基準線が再び横向きとなってきた。

 

S&P500は、5日SMAの2,915ポイントが支えとなり上昇基調が継続している。昨年の史上最高値2,940.91ポイントに肉薄となってきた。また、緩やかながら5日SMAと10日SMAは上向きとなっており、上昇基調は維持している。一目均衡表では転換線がサポートとして意識されている。また、相場の方向性を示す基準線はわずかに上向きになっており、上昇基調が継続している。

 

NASDAQは、5日SMAの8,046ポイントと10日SMA8,010ポイントがサポートラインとして意識され上昇基調を維持している。また、10日SMAが上向き維持していることで、短期的には依然として上昇基調を維持している。一目均衡表では、転換線の8,036ポイントの上方に位置しており、基準線もわずかに上向きを維持している。

 

ただ、ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、三指数とも連日過熱感が出ている。また、三指数ともに%Dが%SDを下抜けており、微妙に相場の変化の兆しが続いている。昨晩のNY市場では株価が下落する一方で、米長期金利が低下したことから、わずかながら過熱感が是正されたが、全体的には買われ過ぎ過熱感があるので注意が必要となる。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.107%、S&P500:3.398%、NASDAQ:1.927%も下落時の節目となりやすい。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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保護中: 東京金60分足では雲の上限上抜けまで回復!

2019/04/25/08:15:35

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ストップロス巻き込みドル高!

2019/04/25/07:22:11

 

★欧州市場朝方の取引では、111.80円を挟んだ神経質な値動きだったが、4月独ifo企業景況感指数が予想を下回りクロス円の下げにつれて、一時111.75円まで値を下げた。前日のNY市場では、株高・債券高・ドル高と米国のトリプル高が進行したが、欧州午前の取引では全般的なドル高は一服となった。欧州市場高値111.92円を背に反転調整地合いとなった。米長期金利が低下したことなどが重石となり、ドル買いの勢いも長続きしなかった。

 

米長期金利が2.51%台まで低下幅を広げたことも嫌気され一時111.68円まで弱含んだ。米長期金利の低下が一服するとドル/円は下げ渋りユーロ/ドルを中心にドル高が進んだ動きにつれて円売りが進んだ。対欧州通貨やオセアニア通貨でドル/円にお買いが強まった。17日に付けた年初来高値112.17円を上回るとストップロス買いも巻き込んで昨年12月20日以来の高値となる112.40円まで上昇した。

 

★欧米主要経済指標

・英・3月公的部門純借入額(銀行部門除く):+17億ポンド(予想:+4億ポンド、2月:+4億ポンド←+2億ポンド)

 

★欧米市場のポイント

・111.68-112.40円のレンジ相場

・独10年債利回りが12日以来のマイナス

・対欧州・オセアニア通貨中心にドル高進行

・EIAの週間在庫統計で原油在庫が大幅に増加

・ユーロ圏の景気減速懸念再燃で米長期金利低下

・一時112.40円と昨年12月20日以来の高値

・VIX指数は12.28から13.14へ上昇

 

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ドル/円の中期トレンドに大相場の兆し!

2019/04/24/17:06:26

 

★ドル/円の週足では、13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)200週SMA(紫線)が徐々にかい離幅を縮小し接近してきた。

大相場前には各SMAが集中してきて、その後上下どちらかに大きく振れることが多い。2017年9月もほぼ各SMAが交錯した後、円安基調が強まった。

現在ドル/円は、緩やかに低下基調にある200週SMAがレジスタンスとなり、上値を抑える展開となっている。一方で13週SMAは上向きとなっており、各SMAとゴールデンクロスする動きとなっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、20、80)は、%Dと%SDがかい離幅を広げながら上昇基調を維持しているが、過熱感も出てきており調整局面を迎えても不思議ではない。

 

また、上値を徐々に切り下げる中、下値は切り上がってきており三角持合いの様相となっていることも、近い将来上下どちらかに振れる可能性を示している。

振れると大きな動きとなりやすいので、注意が必要となる。

 

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