★CFTCの金投機筋のネット買い残高(赤線)では、3月30日付けの167,528枚がボトムとなり、4月6日付けには189,509枚と前週より+21,981枚の増加となった。
NY金(青線)は8月3日週の7,000ドルが高値となり、その後は上げ下げを繰り返しながら上値・下値を切り下げる下落基調となったいた。一方、金投機筋のネット買い残高は8月24日付けの221,038枚から徐々に増加していき1月4日付けでは279,318枚まで増加した。
そして、その後はネット買い残高は急減少する展開となった共に、NY金の下落基調が強まった。この間、買いポジション解消による売りが金下落につながったと思われる。
ポジション解消が一巡したことで、押し目買いが入り買持残高が増えたと思われる。
そのため、投機筋の買持残高が今後も増加してくるようなら、NY金の持ち直しにつながりやすい。
NY金と金標準先物(黒破線)は、ほぼ同様に動きになっていることから、NY金の下げ止まり確認後に上昇基調となれば、金標準先物の反発にもつながりやすい。
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