★NY金のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、プラス2σがサポートラインとなり上昇基調を維持している。さらに、マイナス3σのバンド幅が拡張していることで、騰勢の勢いが継続していることを示している。
さらに、トレンドの上昇と下降をそれぞれ指数かして、トレンドの強弱をグラフ化したDMI(パラメータ:14)では、+DI(赤線)は横ばいとなり上昇の勢いは一旦鈍化傾向にあるものの、-DI(青線)は下落基調が継続している。また、トレンドの総合的な強さを測定するADX(緑線)は、上昇傾向にありトレンドの強さを示している。
まとめると、ボリンジャーバンドでもマイナス3σが拡張しており、ADXも上昇トレンドが継続していることから、NY金の騰勢が強いことを示している。
このように上昇トレンドが明確に出ている場合は、モメンタム系のオシレータは過熱感は示すものの、上限で張り付くような動きとなる。そのため、大きな損失を被るダマシとなりやすい。DMIを開発したJ.W.ワイルダーも逆張り系指標のRSIなどのダマシを回避するために考案しており、このようなトレンド発生時に機能を発揮する。
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