★CFTCのNY金先物市場では、6月25日付け投機筋ポジションは236,554枚のロングポジション(買い持ち)となった。2011年以降では、21016年6月のピーク301,920枚が最高となり、その後は減少傾向と共に金価格は下落基調となった。
投機筋のポジションもかなり積み上がってきており、金価格が上値を切り下げるような動きとなると、ポジション解消の売りが持ち込まれる可能性が高まってきている。
NY金の投機筋の特徴のひとつとしては、買い持ち残高がピークアウトした後、もう一度買い残高が膨らむ。そして、ダブルトップのような様相となった後、急速にポジションの巻き戻す動きとなりやすい。
米中首脳会談を受けて、リスク回避の動きが後退したことからNY金先物市場は下落している。ただ、現在は買い持ち残高がなお増加していることから、次回発表される7月2日付けの投機筋の買い残高動向が注目される。ただ、月足での動きとなっていることから、次回の動きだけで判断するのは時期尚早となる。一応過去において、投機筋の持ち高が高水準にあることは注意が必要となる。
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