FITS エコノミックレポート

NYダウと日経225のサヤに注目!

 

★チャートはNYダウから日経225を差し引いたライン(黒線)となる。中心値に21日SMA(茶線:単純移動平均線)を描写する。移動平均線と標準偏差を用いて、価格がどの範囲にどのような割合で分布しているかを測る指標であるボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)を設定する。

2018年12月以降は±3σ内に収まる展開となっている。

使用方法は、2018年12月24日にマイナス3σの1,626.01ポイントまでNYダウと日経225が縮小したことから、NYダウ買い・日経225売りのポジションを保有したとする。1月4日には3,892.84ポイントまで拡大したことから手仕舞う。結局、この間2,266.83ポイントのサヤ抜けしたことになる。一方で、2019年2月15日にプラス2σの4,982.62ポイントまでサヤが拡大したことから、NYダウ売り・日経225買いのポジションを保有したとする。3月4日には3,997.61ポイントまで拡大しマイナス3σに届いたことから手仕舞う。この間985.01ポイントのサヤ抜けしたことになる。この時重要な指標はストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)を参考にする必要があり、±2σや±3σだけでなくストキャスティクスの動向を参考にしてトレードする必要がある。

慣れてくるとボリンジャーバンドとストキャスティクスを見ながら低リスクでの売買がしやすい。

※注意点は、2019年7月18日にプラス3σまで上昇した後、下落基調となっているが今晩19日のNYダウ次第ではまだ上昇基調が継続する可能性があるので、今晩のNYダウ引け後に判断する必要がある。

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