★メキシコ国内の状況をみると、新型コロナウイルスの感染は依然として深刻なものがあるが、足もとの市場の反応を見る限り、『ワクチンの早期実用化への期待』などである程度相殺されている。ただ、今週はメキシコの主だった経済指標などの発表が予定されていないこともあり、引き続き外部要因が相場を左右することになる。
その中、IMM投機筋ポジションの11月24日付けが公表された。対ドルでの差し引き持高は、メキシコペソロング(メキシコペソ買い・ドル売り)+23,795枚と前週から+3,386枚増加した。
投機筋のポジションは、5月19日付けで▲5,984枚(メキシコペソショート)と対ドルでメキシコペソ売り持ちとなったが、徐々に改善してきてきた。ただ、1月28日にはメキシコペソロングが対ドルで+170,366枚まで膨らんでいた。
逆に言えば、現段階でのメキシコペソロングは低水準にあり、ロングポジションの積み上げの『のり代』は大きいということになる。
ドル/メキシコペソもポジションの増加とともにメキシコペソ高・ドル安方向に戻ってきている。
メキシコペソ/円も、対ドルでメキシコペソが強含むと円に対しても強含みとなってきている。そのため、今後も投機筋のメキシコペソロングのポジションが膨らむかがキーポイントになる。
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