★欧州市場朝方の取引では、アジア市場の流れを引き継いで全般的なドル高地合いが持続した。なお、欧州株は全面高で推移した。米長期金利上昇を背景に、ドルが全面高地合いを維持した。なお、NYダウ先物は前日比60ドル高、日経先物も20円高に続伸した。欧州タイムに入っても、ドルは堅調地合いを維持した。ただ、米長期金利が上昇幅を縮めると上値の重石となった。全般ポンドやユーロは動意付いたが、ドル/円は108.10円台でこう着相場となった。
NY勢の参入後、米国株や米長期金利上昇を背景にドル高が進行した。108.30円台がレジスタンスとして意識されたことや、米6月中古住宅販売件数と7月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想より弱い内容となったことが相場の重石となった。米国株の上げ幅縮小をながめドル売りが優勢となったが、下げ渋るとドル売りも後退した。低調な2年債入札結果や米国の貿易交渉団が来週中国を訪問することが明らかになると再びドル買いが強まった。
★欧米主要経済指標
・米・7月リッチモンド連銀製造業指数:-12(予想:5、6月:2←3)
・米・6月中古住宅販売件数:527戸(予想:532万戸、5月:536万戸←534万戸)
・米・5月FHFA住宅価格指数:前月比+0.1%(予想:+0.4%、4月:+0.4%)
・ユーロ圏・7月消費者信頼感指数速報値:-6.6(予想:-7.1、6月:-7.2)
★欧米市場のポイント
・108.02-29円のレンジ相場
・25日のECBの理事会を前に利下げ観測高まりユーロ売り
・英国の合意なき離脱のリスク高まる
・米連邦政府の債務上限の適用延期を手掛かりにドル買い先行
・米長期金利が前日比0.04%高い2.08%
・米経済指標は予想より弱い内容がドルの重石
・米国交渉団が来週中国を訪問するとの報道を受けドル買い
・VIX指数は13.53から12.61へ低下
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