★欧米市場序盤の取引では、リスク選好によるドル売りの動きは一服した。なお、NYダウ先物は32ドル高で伸び悩みとなった。NYダウ先物が20ドル高で伸び悩み、日経先物も60円安に反落となる中、全般的に円高が優勢になった。欧米株が小幅ながら一時全面安となり、円買いが先行した。そして、米感謝祭で薄商いの中、月末に向けた持高調整の動きも相まって、欧州市場では円買い戻しの流れが持続した。
新規手掛かり材料難に取引低調な中で104.25円付近でもみ合い推移となった。様子見機運が強い中、下値追いも限定的で下げ渋った。やや戻り様相で104.30円処でのせめぎ合いを観測した。NY州で新型コロナ感染拡大を受けての逃避先として円が買われやすい地合いとなった。しかし、欧州勢が引けた以降は商いが極端に少なくなり、104.20円台でこう着状態となった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・10月マネーサプライM3:前年比+10.5%(予想:+10.3%、9月:+10.4%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は104.15-34円のレンジ
・トルコ中銀議事要旨では『金融引き締めを継続』との姿勢でリラ買い
・英国とEUのFTA交渉は先行き不透明でありポンド売り
・ECB理事会議事要旨で『必要なら追加緩和を実施する』との見解示される
・米感謝祭の祝日のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いた
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