★欧州市場朝方の取引では、EU首脳会議が移民問題で合意したことを受けて、メルケル独連立政権の崩壊懸念が後退、ユーロ/円が急伸する動きにつれてドル/円も反発した。欧州政治リスクが後退したことを背景に欧州株が全面高で推移する中、リスク選好の円売りが優勢となった。また、英国・ユーロ圏の経済指標結果も好感された。
突然、トランプ大統領が『WTO脱退を模索』との報道を受けるとドルが失速する場面があったが、ムニューシン米財務長官が『WTOに関する報道は間違い』と発言するとドルは持ち直した。NYダウが大幅高スタートしたことでリスク選好の動きは継続した。ただ、月末のロンドンフィキシングを控えドルは一旦軟調推移となった。ロンドンフィキシングは再び上昇基調となり一時110.94円まで上昇した。しかし、NYダウが引けにかけて上げ幅を縮小したことでドル売りが優勢となった。
★本日のポイント
・110.49-110.94円レンジでの値動き
・リスク選好の110円台後半では上値の重い展開
・米経済指標は強弱入り混じり
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