★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が115ドル高に続伸する中、リスク選好によるドル安・円安地合いが継続した。ドルインデックス指数が続落となる中、全般的にドル安地合いが持続した。ドル/円も小幅に軟化した。欧州株はまちまちNYダウ先物は堅調で、リスク回避の円買いは後退した。日中安値から戻り基調が一服したのちはやや上値の重さが意識された。
米国株が底堅い展開となる中、為替相場ではリスク選好により、安全通貨であるドル安が優勢となった。米長期金利が低下に転じたことも相場の重石となり、ドル売りが継続した。追加経済対策を巡りムニューシン米財務長官とペロシ下院議長は交渉を継続しているが、選挙前の新経済対策の合意は困難との見方を示したことで、ドルがじり安となった。ただ、いずれ追加策が合意せ率するとの期待に過度なドル売りにはつながらなかった。トランプ政権側が1.8兆ドル規模を提示するとの一部報道が伝わるとの一部報道が伝わり、野党・民主党への歩みよりに早期成立期待が高まりドル売りが後退した。欧州通貨に対して弱含んだドルは、対円でも上値が重くなった。
★欧米主要経済指標
・米・8月卸売在庫改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)
・米・8月卸売売上高:前月比+1.4%(7月:+4.8%←+4.6%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は105.51-98円のレンジ
・トルコ中銀がスワップレートの引き上げを受けリラ買戻し
・英国とEUの通商交渉は交渉決裂は回避されるとの楽観的な見方
・米追加経済対策を巡る与野党協議への期待からリスク選好
・米国債市場は米与野党協議の行方に対する不安感から買戻し
・VIX指数は26.36から25.00へ低下
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