★欧州市場朝方の取引では、欧州株が伸び悩み、リスク選好回復を受けたドル安・円安の流れは一巡し、クロス円が上昇幅を縮小した。欧州主要株価指数が堅調に推移、日経先物も小反発したことで110.80円付近でもみ合い商状を継続した。ただ、110.90円では戻り売りも根強く、110円台後半の狭い値幅で推移した。
米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米7月住宅着工件数などやや弱さが目立つ米指標発表後にドル売りに押された。米長期金利が低下したことで一時110.55円まで下げた。米国株高に伴う買いが入ったため下押しは限定的だった。また、米長期金利が上昇に転じたことも相場の支援材料となった。
NYダウが上げ幅を400ドル超高まで拡大するなど、リスクオフムードが後退し、円売りが優勢となった。111.12円まで上げたものの、トルコショックは解決されたわけでもなく、警戒感が継続しドルの上値も重い展開となった。
★欧米市場のポイント
・110.55-111.12円のレンジ相場
・米経済指標は弱さが目立つ結果
・米NYダウ大幅上昇でドル底堅い
・トルコショック警戒感残る展開
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