FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 111円台での上値重い!

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株反発、日経先物も上昇幅を広げる中、リスク回避の動きが後退し、ドルと円は軟調推移した。ドル/円は111.00円近辺で底堅い展開となった。しかし、ドイツ政治混乱への懸念が後退したことを背景に、ユーロが反発した。ドル/円でもドルが軟調となった。その後も、ポンドやオセアニア通貨など幅広い通貨などにドル売りが強まると、ドル/円も目先のストップロスを巻き込みながら110.50円台まで下落した。また米長期金利が低下幅を拡大する中、日米金利差縮小を意識したドル売りが出た。NYダウも朝方100ドル超上昇していたが下落に展示米長期金利は2.88%から2.83%まで低下したことで、ドル売りが継続した。

その後は、米国では独立記念日の前日で米株式・債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少し110.60円前後で商いは低調となった。

 

★本日のポイント

・111.20円より上は上値が重い

・米株安と米長期金低下で円買い

・独立記念日前日で後半は小幅な値動き

・週末の中国への貿易制裁関税賦課の実施不透明感が相場の重石

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