★欧州市場朝方の取引では、欧州株がほぼ全面安で推移、NYダウ先物も大幅続落となる中、リスク回避の動きが再燃し、ドルと円が堅調推移した。
欧州市場では、トルコリラや南アランドの下げ氏振りから、クロス円の回復がドル/円を下支えした。日経先物が下げ幅を縮小する中、ドル/円は小幅な値動きながらドル高地合いが持続した。その後、NYダウ先物の下げ幅拡大や米長期金利低下にドル/円は軟調推移となった。
『英独がEU離脱の主な要求を取り下げた』との報道で、対円でポンド買いが進んだため、ドル/円も上昇した。しかし、ドイツ政府が『離脱に関する方針は変わらず』と一部報道を否定したため、ユーロやポンド売りが再開したことで、ドル/円も円買いに反転した。
その後は、市場の目線がNAFTA再交渉の米加に向けられている中、米株や米長期金利動向も鈍く、手掛かり材料が不足し、111円台半ばでもみ合いとなった。
★欧米市場のポイント
・111.40-75円のレンジ相場
・新興国通貨安一服でリスク回避の動きが一服
・英国のEU離脱報道で乱高下
・米加のNAFTA再交渉の結果待ちで様子見
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