FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 英米市場休場で小動きの展開!

 

★欧州市場の朝方の取引では、上海株の大幅続伸に続いて欧州株も全面高で推移する中、リスク許容度の改善を受け、109.50円台で推移した。欧州株の上昇が一服、日経先物も10円安に小幅反落となるに連れ、円買い戻しがやや優勢になった。ポンド/円の下落に主導されて円買い戻しの流れが持続した。下値追いで109.42円付近まで小緩んだ後は、揺り返しの商状となった。米国はメモリアルデーで株債券市場が休場であり、欧州も午後になると為替相場も徐々に同意が薄くなった。方向感のない相場つきが展開され、109円台半ばでの動きに終始した。様子見ムードが漂い、市場参加者の動きが鈍かった。

 

ロンドン時間の17時を過ぎると、欧州ディーラーが不在となり、NY市場もメモリアルデーで休場のため109円半ばでこう着商状となった。商いが極端に低調で同意薄だった。また、市場の動きをかく乱するトランプ米大統領が訪日中ということで、大統領のツイッターの更新もなくこう着相場となった。

 

★欧米市場のポイント

・109.42-57円のレンジ相場

・英米市場休場で市場参加者少なく商いは低調

・英首相候補が乱立の様相となり不透明感高まる

・イタリアの予算案は財政規律に違反しており罰金

・独10年債金利が約2年8ヵ月ぶりの低水準

・トランプ大統領のツイッターの更新なく静か

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