★欧州市場序盤の取引では、前日NY市場で米第2四半期GDPへの期待感に支えられて進行したドル高の流れは一服した。なお、欧州主要株価指数は前日比小幅高で推移した。
その後は、米GDPへの期待感に支援されて、ドル高が緩やかに進展した。NYダウ先物と米長期金利が小幅続伸したことでドルはじり高となった。欧州株は全面高、NYダウ先物も小高く推移したことで本日高値圏でもみ合いとなった。
米GDP速報値は4.1%と市場予想通りだった。市場はトランプ米大統領やクドロー国家経済会議(NEC)委員長が、今回のGDPに対して強い数字が出ると発言をしていたこともあり、予想通りの結果は若干ながら肩透かしを食らい、ドル円は111円前半から111円割れまで弱含んだ。米長期金利は2.98%近辺から2.95%台まで低下した。
米7月ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想を上回ったが、ドルの戻りは限定的だった。
NYダウが下げ幅を拡大したほか、米長期金利が低下気味のためドルはじり安となった。ただ、米国株が下げ幅を縮めたことなどを受け徐々にドル買戻しの動きとなった。
★欧米市場のポイント
・110.71-111.25円のレンジ相場
・米GDPでは肩透かしの結果でドル売り反応
・引けにかけて111.00円近辺でもみ合い
事前から米GDPの結果についての期待が高かったこともあり、結果後上下に大きく振れるかと思われたが、値動きも肩透かしの展開となった。欧米市場では値幅はそこそこあったものの、動き自体は地味な展開だった。
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