★欧米市場序盤の取引では、米長期金利が1.71%台に低下となったこを背景にドルは伸び悩み、110.69円前後と前日比小幅安水準でもみ合い推移した。米長期金利の下げ渋りで、ドルへの売りは弱まり底堅い値動きとなった。欧米株高観測を背景とした円売りが、主要通貨を支えた。欧州市場では、米長期金利の戻りは抑えられドル買いは抑制される半面、ユーロの上げ渋りでドルの下値は堅かった。
米新規失業保険申請件数が予想を上回り米雇用情勢の改善一服感が示唆されたほか、米長期金利も1.69%台へ低下したことでドル売りがやや優勢になった。3月の米ISM製造業景気指数が予想を上回ったことでドルはわずかに上昇した。ただ、米長期金利が1.69%台で推移したことで上値を抑えた。米長期金利の低下幅拡大でドル売りがやや優勢になった。米長期金利が1.66%台までの低下を背景にドルが全面安になったことで、上値が重く110.55円前後まで低下してもみ合う展開になった。米長期金利低下を背景に本日安値近辺でもみ合いとなったが、110.55円を割り込むことが出来ずに底堅い展開になった。
★欧米主要経済指標
・英・3月製造業PMI改定値:58.9(予想:57.9、速報値:57.9)
・米・先週分新規失業保険申請件数:71.9万件(予想:67.5万件、前回:65.8万件←68.4万件)・米・失業保険継続受給者数:379.4万人(予想:375.0万人、前回:384万人←387.0万人)
・米・3月ISM製造業景況指数:64.7(予想:61.5、2月:60.8)
・米・2月建設支出:前月比-0.8%(予想:-1.0%、1月:+1.2%←+1.7%)
・米・3月製造業PMI改定値:59.1 (予想:59.1、速報値:59.0)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は110.51-84円のレンジ
・米国では国債増発による財源確保の思惑後退で債券買い
・米長期金利が低下したことを受け全般にドル売り優勢
・3月英製造業PMI改定値が予想を上回ったことでポンド買い
・3月米ISM製造業景気指数が予想を上回る結果
・VIX指数はは19.40から17.33へ大幅低下
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