★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が70ドル高、日経先物も70円高に反発となる中、リスク許容度の改善を受け、円売り戻しが優勢となった。欧州株は高安まちまちだったが、NYダウ先物は堅調に推移推移となり、リスク選好のドルと円が売られやすく、ドル/円は小じっかりとなった。NYダウが220ドル高に反発となる中、リスク許容度の改善を受けたドル安の流れが進展した。
新型コロナワクチン開発期待から週初に円が急落したこともあり、週末とあってポジションの動きが主導した。米10月コアPPIが予想外の低下で104.80円を割り込むとストップロス売りも巻き込んでドル売りが優勢になった。米11月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想外の悪化を受け、米国株の上げ幅縮小も手がかりにクロス円がさえない動きとなったのも、ドルの上値を圧迫した。米経済のさえない結果や米国株高を受けたリスク選好のドル売りで安値圏で小動きとなった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・7-9月期GDP改定値:前年比-4.4%(予想:-4.3%、速報値:-4.3%)
・ユーロ圏・7-9月期GDP改定値:前期比+12.6%(予想:+12.7%、速報値:+12.7%)
・ユーロ圏・9月貿易収支:+248億ユーロ(8月:+147億ユーロ)
・米・10月生産者物価指数(PPI):前月比+0.3%(予想:+0.2%、9月:+0.4%)
・米・10月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、9月:+0.4%)
・米・10月生産者物価指数:前年比+0.5%(予想:+0.4%、9月:+0.4%)
・米・10月生産者物価コア指数:前年比+1.1%(予想:+1.2%、9月:+1.2%)
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:77.0(予想:82.0、10月:81.8)
・米・11月ミシガン大学現在景況感:85.8(予想:88.3、10月:85.9)
・米・11月ミシガン大学消費者先行景況感:71.3(予想:79.1、10月:79.2)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.8%(10月:2.6%)
・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.6%(10月:2.4%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は104.52-105.14円のレンジ
・カミング氏の辞任で英国とEUの交渉妥結に近づくとの期待からポンド買い
・独DAXがプラス圏を回復するとリスク選好のドル売り
・10月米卸売物価(PPI)コア指数が予想を下回ると円買い
・11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)が予想より弱い内容
・VIX指数は23.45から23.10へ低下
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