★欧州市場朝方の取引では、先週末に急落となったポンドの買い戻しの動きが優勢となった。ドル/円は前週末横ばいの112.58円前後でもみ合いとなった。NYダウ先物が下げ幅縮小、米長期金利も再上昇となる中ドルは底堅く推移した。欧州中盤の取引では、NY勢参入を控え、ポンド買い戻しに主導されたドル安・円安の流れも一服、為替は全般的にもみ合い商状となった。欧州株が全面安となる中、ポンド/円やユーロ/円の買いに連れ高となった。
ユーロ/ドルなど欧州通貨を中心にドル売りが優勢となった。週明けの米国株が反落していることもドルの重石となった。NYダウが下げ幅を拡大する中、リスク回避の動きにより米長期金利が失速し、円買いが優勢。その後、低調な米2年債の入札を受けて、米長期金利の上昇でドル買いが優勢となった。
★米経済指標
・米・8月シカゴ連銀全米活動指数:0.18(予想:0.20、7月:0.18←0.13):予想下回る
・米・9月ダラス連銀製造業活動指数:28.1(予想:31.0、8月:30.9):予想下回る
★欧米市場のポイント
・112.43-83円のレンジ相場
・米経済指標は市場予想下回る
・低調な米2年債入札結果受け長期金利上昇
・米中貿易協議の中止を嫌気
・NYダウは181ドルの下落でもドル買い
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