★欧州市場朝方の取引では、ユーロ/ドル主導で全般ドル買いが優勢となった。なお、欧州株は堅調に取引を開始した。一時114.20円台まで上昇した後は利食い売りに押される展開となった。イタリア予算案やブレグジット交渉への先行き不透明感から欧州通貨のクロス円が一段安となったことにつれ円買いが優勢となった。NYダウ先物がマイナス圏に沈んだことも嫌気された。クロス円の下落やNYダウ先物、日経先物のさえない動きも重石となり、円買いが継続した。
週明け早朝取引で付けた日通し安値113.65円や前週末の安値113.64円が目先サポートとして意識されるとやや下値を切り上げた。NYダウが一時460ドル超安、ナスダックは総合210ポイント超安まで売り込まれ、リスク回避の円買いが優勢となった。その後もNYダウは下落が続き一時510ドル安程度まで下落幅を拡大したが、下値を攻める勢いはなく、株価が下げ止まると112.90円台でもみ合いとなった。
★欧州主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・113.63-94円のレンジ相場
・残留派の英閣僚4人が辞任する意向
・13日にイタリアの2019年度予算修正案のEU委員会への提出期限
・米サンフランシスコ連銀総裁のタカ派発言
・トランプ政権が自動車関税を検討
・米債券市場はベテランズデーで休場
・VIX指数は17.36から20.45へ上昇
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