FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国市場休場で動意を欠いた展開!

 

★欧州市場の朝方の取引では、米中貿易協議が今週もワシントンで継続されることになったことを好感し、世界的に株価が上昇したことを受け、リスク志向によるドル安・円安の流れが持続した。なお、欧州株は高安まちまちで開始した。欧州勢本格参入後は、欧州株が底堅く推移する中、じり高推移したが為替の動意は乏しく、ドルの上値は限定的となった。米市場休場で薄商いの中、持ち高調整と見られる欧州通貨買い・ドル売りが持続したことでドル/円の重石になった。米国株式・債券市場が休場となり、経済指標の発表もなく、手がかりに乏しい展開となった。下値の堅さから揺り返しの様相となり、小戻りの地合いとなった。

 

対欧州通貨でドル売り一服した影響を受けたほか、資源国通貨のクロス円上昇につれたドル買いも入った。その後は、110円台半ばで底堅さを維持するも新規の手がかりが乏しい中、ほとんど動意は見られなかった。

 

★欧米主要経済指標

特になし

 

★欧米市場のポイント

・110.50-61円の狭いレンジ相場

・米国市場が休場で手がかり材料欠く

・英労働党の7名の議員が離党の表明

・米国が自動車追加関税発動ならEUは報復する

・EUは英国に対して恒久的な関税同盟の選択肢を検討

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