FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国市場休場でこう着相場!

 

★欧州市場朝方の取引では、米国市場がキング牧師誕生日の祝日に伴う休場で手がかり材料に乏しい中、109.55円挟んだ小動きが続いた。午前中に発表された中国国内総生産(GDP)が想定内の数字となり、過度な減速を懸念した円買いは後退した。その後、対ユーロやポンドでドル買いが一服した影響から伸び悩む展開となった。

 

米国市場が休場のため動意の薄い展開となった。なお、IMFが世界経済見通しを公表し、2019年の世界経済の成長率予想を従来の3.7%から3.5%へ、20年の成長率予想を3.7%から3.6%へ下方修正した。注目されたメイ英首相のEU離脱協定案の代替案の発表は明確な代替案の発表にはいたらず、市場への影響は限定的だった。その後も取引材料に乏しく109.60円台での小動きに終始した。

 

★欧米主要経済指標

・独・12月生産者物価指数(PPI):前月比▲0.4%(予想:前月比▲0.2%)

 

★欧米市場のポイント

・109.51-69円と値幅の狭いレンジ相場

・欧州株が全般下落したことで債券買い

・メイ英首相は具体的な修正内容を示せず

・IMFは世界経済見通しを下方修正

・米国市場休場で取引材料乏しく小動き

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