FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国休場で狭いレンジ相場!

 

★欧州市場序盤の取引では、株安を背景に、リスク回避によるドル高・円高地合いが持続し、クロス円の売り圧力に戻りは弱く、103.75円前後にドルが小幅続落した。なお、欧州株は軟調に取引を開始した。コロナワクチンの普及の遅れや、コロナ感染拡大阻止の対策強化による先行き景気への不安などを背景に、リスク回避のドル高の流れが継続した。欧州関連の経済指標の発表がなく、NY市場も休場になるなか、手掛かり材料難で全体的に小動きになった。新規の材料は伝わらず、欧州各国での政局不安などリスク要因が目立つ中で、円買いとドル買いが同時進行したため103円台後半で方向感がない展開となった。

 

NY市場入り後も停滞推移が観測され、方向感に欠ける動きとなった。米国市場がキング牧師誕生日で休場のため、市場参加者が急減し商いは低調だった。NY市場入り後も停滞推移が観測され、方向感に欠ける動きとなった。米祝日で参加者が限られた中で反発力も強まらなかった。NY市場中盤では、103.68円前後でもみ合いとなった。市場参加者が限定される中、こう着推移した。

 

★欧米主要経済指標

特になし

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は103.59-84円のレンジ

・英国では行動規制強化が長引き景気回復が遅れるとの見方

・イタリアやオランダ、エストニアなど欧州各国で政局不安高まる

・米国市場はキング牧師誕生で休場となり閑散相場

・新興国通貨は対ドルで上昇が目立った

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