★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が120ドル安で下げ渋るも、ドル高の流れが進展した。そのため、103.80円付近で小幅な値動きになった。なお、欧州株や高安まちまちで取引を開始した。欧州株が反発となる中、リスク回避ムードの後退からドル買いの動きは一巡した。欧州市場中盤の取引では、NYダウ先物は30ドル安、米長期金利は1.04%台に小幅上昇したものの、ドルは前日比小幅高水準となった。独DAXが約2%上昇するなど、堅調な株価の動きに連れてドルが売られた。欧米株価の上昇を背景にリスク選好のドル売りが優勢になった。
一目均衡表基準線103.50円や22日の安値103.49円がサポートとして意識されると下げ止まった。その後、フランス中銀総裁のユーロ高けん制発言に加え、ECBが果たして、米金融政策との違いがユーロ高につながっているかどうかを調査すると報じられるとユーロ売りとドル買い戻しによる円売りになった。一時マイナス圏へ沈んでいた米主要株価指数がプラス圏を回復すると、リスク回避のドル買い戻しが後退し、103.71円前後で戻りが頭打ちとなった。
★欧米主要経済指標
・米・11月FHFA住宅価格指数:前月比+1.0%(予想:+0.8%、10月:+1.5%)
・米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+9.08%(予想:+8.70%、10月:+8.01%←+7.95%)
・米・1月リッチモンド連銀製造業指数:14(予想:19、12月:19)
・米・1月消費者信頼感指数:89.3(予想:89.0、12月:87.1←88.6)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は103.52-82円のレンジ
・欧州市場では欧米株式市場の上昇を背景にリスク選好のドル売り
・ECBによるユーロ高調査報道でユーロの重石
・米経済指標は強弱入り混じる結果となり相場の反応は限定的
・VIX指数は23.19から23.02へ低下
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