★欧州市場朝方の取引では、前日NY市場の流れを引き継いで、ドル全面高が進展した。欧州株は概ね堅調推移となった。米雇用統計の発表を前に手控えムードが強いものの、対応通貨などでドル買いが優勢となる中、111円台後半で底堅く推移した。その後、中国人民銀行が為替先物取引の準備金率を20%に引き上げたことにドルはじり安となった。
注目されていた米7月雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことでドルは弱含みとなった。また、米7月ISM非製造業総合指数が55.7となり市場予想を下回ったこと、クドローNEC委員長の中国への強行発言、中国の米国に対する報復関税報道からドルは続落した。111.00円に観測されるドル買いが意識され、ドル売りの勢いは強まらず、一時100ドル高となったNYダウも支えに111.20円にじり高となった。NY時間午後に入ると相場を動かす材料も乏しく、ポジション調整に終始し、111.20円前後でもみ合いとなった。
★欧米市場のポイント
・111.07-87円のレンジ相場
・NY時間ではドル売り優勢
・米中貿易戦争懸念がドルの重石
・111.00円前後では底堅い展開
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