★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が再上昇となったことを背景に、ドルが概ね堅調推移となった。なお欧州主要株価指数は高安まちまちとなった。ドラギECB総裁が前日、先行き見通しにやや強気な見解を示したことに関し、ブラート理事が『目新しい話ではない』と述べ、期待後退でユーロが売られたことでドル/円もやや下げた。日米通商協議を前に全般様子見ムードが広がり、112円台後半でもみ合いとなった。その後は持ち高調整と見られるドル売りが入った。
ドル売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開となった。米9月消費者信頼感指数が138.4となり、市場予想の132.0を上回り、米9月リッチモンド連銀製造業景気指数が29となり、市場予想の20より良好な内容となったこが相場の支援材料となった。翌日のFOMCの結果公表を控え、様子見ムードも強く、狭いレンジ内での推移が継続し、112.90円台で底堅い展開となった。小反発してスタートしたNYダウがマイナス圏に沈むも、小安い水準で下値は限定的だった。
★米国経済指標結果
・米・9月消費者信頼感指数:138.4(予想:132.0、8月:134.7←133.4)
・米・9月リッチモンド連銀製造業指数:29(予想:20、8月:24)
・米・7月FHFA住宅価格指数:前月比+0.2%%(予想:+0.3%、6月:+0.3%←+0.2%)
・米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.92%(予想:+6.20%、6月:+6.36%←+6.31%)
★欧米市場のポイント
・112.73-98円の狭いレンジ相場
・113.00円には届かず
・主要米経済指標は概ね良好な結果
・FOMCの結果と日米首脳会談待ちで様子見ムード
・米長期金利は一時3.1113%前後まで上昇
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