★欧州市場序盤の取引では、欧州通貨を中心とした値動きが中心となっていたことで、前日高値106.30円を超えるほどの勢いなくもみ合う展開となった。ラガルドECB総裁からユーロ高けん制が聞かれず、ユーロ買いが再開した。ドル/円は106.20円を挟んで底堅い展開となった。NYダウ先物が210ドル高、日経先物も20円高で推移する中、ユーロ/円などの上昇にドルが下支えされ前日比小幅ドル高を維持した。一部通信社が『米中関係悪化を示唆する中国の方お堂発言を報じた』。
米長期金利が低下したことで全般ドル安が再燃した。NYダウが250ドル超上昇したことで、円売り・ドル買いがじわりと強まり106.20円台まで持ち直した。週末のNY午後に入り徐々に値動きが細った。鈍い動きが続いているものの、米長期金利の低下や米国株のさえない動きをながめながらドルはじり安となった。米国株相場の失速に連れたリスク回避の円買いで伸び悩む展開となった。
★欧米主要経済指標
・米・8月消費者物価指数(CPI):前年比+1.3%(予想:+1.2%、7月:+1.0%)
・米・8月消費者物価コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.6%、7月:+1.6%)
・米・8月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:+0.6%)
・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.2%、7月:+0.6%)
・米・8月財政収支:‐2000億ドル(予想:-2427億ドル、19年8月:-2003.44億ドル)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は106.04-26円のレンジ
・今週開かれた英国とEUのFTA交渉では進展なし
・追加の米経済対策が11月の米大統領選前の成立が困難との見方浮上
・翌週の米FOMCや日銀金融政策決定会合を控え方向感が出難い展開
・米消費者物価指数(CPI)は予想を上回る
・VIX指数は29.71から26.87へ低下
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