★欧州市場朝方の取引では、欧州株が小幅安で推移、米長期金利上昇も一服する中、ドル/円は狭い値幅ながら112.83円付近でドルが上げ渋りの展開となった。欧州序盤からのクロス円を中心とした円買い圧力が後退し、ドル/円は小幅ながら水準を切り上げた。欧州市場では米FOMC結果公表に注目が集まる中、ドルは全般小幅な値動きとなった。ドル/円は112.70円の底堅さを確認すると、ショートカバーが入りじり高が継続した。
ポジション調整のドル買いの流れから一時113.00円台を付けたが、本邦輸出勢の売り意欲が強いこともあり、上値の重い展開となった。FOMC結果公表を前に一本調整で上昇する展開にはならなかった。FOMCの結果公表後に一時ドル売り振れたが、パウエル米FRB議長の発言を受けて113.13円まで高値を更新した。ただ、その後は米長期金利が低下し、米国株が失速したことで再び112円台後半に押し戻された。
★欧米経済指標
・英・8月銀行協会住宅ローン承認件数:39402件(予想:39559件、7月:39619件←39584件)
・米・8月新築住宅販売件数:62.9万戸(予想:63.0万戸、7月:60.8万戸←62.7万戸)
【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を、0.25ポイント引き上げ2.00-2.25%に決定
★欧米市場のポイント
・112.59-113.13円のレンジ相場
・前半はFOMC控え様子見ムード
・FOMCでは今年3回目の利上げ
・パウエル米FRB議長発言でドル下落
・米長期金利低下、米国株が失速
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