★欧州市場序盤の取引では、NYダウが65ドル高にやや反発となる中、ドル/円の動意は乏しく前日比小幅安の104.18円付近で取引された。なお、欧州株は小幅反発で取引をスタートした。欧州市場では、米長期金利は伸び悩み、ドル買いを抑制した。一方、欧州株式市場はほぼ全面高となり、株高を好感した円売りが観測された。昨日同様に欧州時間に入ると極端にレンジが狭くなり、104.11円から104.26円のレンジ相場となった。NY勢の本格参入を前に104.20円前後で動意薄となった。なお、米10年物国債利回りは一時1.1752%と昨年3月19日以来の高水準を付けたが、目立った動きはなかった。
米経済指標の発表がないうえ、米主要企業の決算発表シーズンを控えて様子見ムードも広がり方向感のない展開となった。104円台前半での小動きが継続するも、わずかに安値を更新する展開になった。株安に連れリスク回避の円買いが優勢になった。また、好調な米10年債入札結果を受け1.172%から1.16%まで低下したことでドル売りが優勢になった。低下に転じた米長期金利の動きも材料視され、全般ドル売りが優勢になった。
★欧米主要経済指標
・米・11月JOLT求人件数:652.7万件(予想:645万件、10月:663.2万件←665.2万件)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は103.69-104.33円のレンジ
・ベイリー英中銀総裁はマイナス金利導入に関して否定的でポンド買い
・米経済指標の発表がなく米主要企業の決算発表を控え様子見ムード
・米10年物国債利回りは一時1.1855%前後と昨年3月19日以来の高水準
・VIX指数は24.08から23.33へ低下
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