★欧州朝方の取引では、根強いリスク回避によりドル/円とドル/スイスを中心にドル軟調地合いが持続した。なお欧州株は高安まちまちだった。
欧州株が持ち直し、日経先物も50円高に反発し、リスク回避が緩和したことで111.30円台を中心に小動きの展開となった。
米8月ADP全米雇用報告は+16万3000人となり、市場予想の+19万人を下回った。また前月分も21万9000人から21万7000人へと下方修正されたことで、ドルは小幅安くなった。ただ、小高く始まった米国株が下げに転じるとリスク回避的な円買い・ドル売りが優勢となった。米長期金利が2.90%から2.87%まで低下したことに加えて、貿易摩擦激化への警戒感から円買いが強まった。
ただ、その後NYダウが再びプラス圏に浮上するなど米株式が下げ渋り、リスク回避の円買いが一服した。
トランプ大統領は次に日本との貿易戦争になる可能性を示唆したとの報道が伝わるとドルは失速した。
★欧米市場のポイント
・110.48-111.41円のレンジ相場
・米8月ADP雇用報告は市場予想を下回る
・米中貿易摩擦への警戒感根強い
・新興国経済の先行き不透明感を嫌気
・日米貿易戦争懸念でドル失速
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