★欧州市場朝方の取引では、欧州株が続伸して取引を開始する中、リスク選好回復を受けた円全面安の流れが持続した。NYダウ先物が大幅反発、米長期金利も底堅く推移するなどリスク選好の流れが持続する中、ドル/円以外ではドルがやや反落した。欧州勢本格参入後、ポンド/ドルが再下落となったことでドル買いの動きが再開した。ただ、米長期金利の上昇が一服でドル買いは一旦収束した。株高や米長期金利の上昇にも関わらず、全体的なドル安基調となった。
対資源国通貨中心にドル安が進展したが、米国株高に伴う円売り・ドル買いが出て相場の下支え要因となった。その後、NYダウが300ドル近く上昇となる中、リスク選好の円売りが優勢になった。トランプ大統領が『現時点で習氏との3月会談の予定は決まっていない』との発言すると、若干弱含む場面があった。ただ、近いうちに会談を行いたい意向も表明した。また、対中通貨関税賦課先延ばしの可能性や、政府機関の再閉鎖回避へとの見解を示すとドルは持ち直す展開となった。
★欧米主要経済指標
・南ア・10-12月期失業率:27.1%(予想:27.5%、7-9月期:27.5%)
・米・12月JOLT求人件数:733.5万件(予想:684.6万件、11月:716.6万件←688.8万件)
★欧米市場のポイント
・110.31-64円のレンジ相場
・メイ英首相はEUと今月末まで協議を続けると表明
・米中貿易協議の進展期待
・米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きを好感
・VIX指数は15.97から15.3へ低下
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