★欧州市場序盤の取引では、英中銀はゼロ金利やマイナス金利を導入された場合、どの程度準備が整っているかに関する情報を銀行に求めたとされポンド売りが優勢となった。欧州勢参入後、ポンド/ドルの反落に主導されていドルは主要通貨に対して前週末比小幅高水準で全般底堅く推移した。米経済対策法案の不透明感、アルメニア・アゼルバイジャンの紛争、ブレグジット交渉の先行き懸念などリスク要因が目立つ中、欧米株が失速するとリスク回避の円買いとなった。106円台を回復出来ずにいるため、戻り売り目処として売りで参入する向きがいるほか、ロングポジション解消売りも重なりじり安地合いが継続した。
根強い米国の追加経済政策への期待にNYダウが上昇幅を広げるとリスク選好のドル売りが優勢となった。為替市場では株の上昇に連れることなく、105.35円前後でもみ合い推移した。その後は、コロンブスデーで債券市場が休場なこともあり、NY入り後は盛り上がりに欠けた相場が続いた。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は105.20-61円のレンジ
・トルコ中銀は政策金利操作以外の補完手段による金融引き締め
・英国とEUの交渉期限の15日を控えて思惑的な動き
・米国債券市場はコロンブスデーで休場
・米追加経済対策期待根強く質への逃避のドル買い後退
・NYダウが一時370ドル超上昇するとリスク選好のドル売り
・VIX指数は25.00から25.07へ上昇
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