★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が150ドル安に反落となる中、小動きながら104.15円前後でドル高地合いが持続した。なお、欧州株は軟調に取引をスタートした。株安を受けたリスク回避のドル高が一服した。もっとも、米長期金利が1.07%付近に低下幅を縮小する中、ドルの下押しも限定的だった。NYダウが185ドル安、NY原油先物も51ドル台後半で軟調推移する中、リスク回避のドル高・円高の流れが持続した。ドル/円は欧州入り後から狭いレンジで取引された。円は欧州通貨などよりドル買いが遅れていたこともあり、NY勢が参入すると円売りが優勢になった。
米ホワイトハウスのコロナ対策チームが感染力の強い新たな変異種発生の可能性を指摘したことで、欧米株価の下落を背景にリスク回避のドル買いが優勢になった。米国株が下げ幅を縮小し、リスク回避のドル買いが一段落し押し戻される展開になった。3年債の良好な入札結果を受けた米長期金利は1.13%で伸び悩んだ。NYダウは下げ渋るもプラス圏に浮上できずマイナス圏で推移し、米長期金利は1.13%台で上昇が一服する中、104.10円台で動きが鈍った。
★欧米主要経済指標
・1月ユーロ圏センティックス投資家信頼感:1.3(予想:1.9、12月-2.7)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は104.03-39円のレンジ
・仮想通貨ビットコインが下落率20%超の急落
・欧州各地の新型コロナウイルスの感染拡大でユーロ売り
・英政府が新型コロナ感染抑制策を強化するとの観測報道
・米コロナ対策チームが新たな変異種発生の可能性を指摘
・米下院民主党はトランプ大統領の弾劾訴追決議案を提出
・VIX指数は21.56から24.08へ上昇
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