★欧州市場序盤では、欧州株が全面高で推移、NY原油先物も35ドル台後半に続伸となる中、資源国通貨が対ドル・対円を中心に堅調推移となった。『ブレグジットに関して欧州側が妥協すれば英国も妥協する』との一部英紙の報づおを受けてポンド買いが継続したが、ドル/円は107円後半で方向感に欠く展開となった。欧州株が全面高で推移、NYダウ先物はプラス圏に転じ、リスク許容度の改善を受け、ドルは全面安商状で107.70円付近で伸び悩んだ。欧州株・日米株先物の堅調な動きも円売りを後押ししてストップロスを巻き込み、108円台へと乗せた。経済活動の再開でリスク選好の円売りが優勢となり重要な節目である200日SMA水準の108.37円を突破した。
景気回復期待や米中対立への過度な警戒感が後退し、リスク選好の円売りが継続した。米長期金利が0.66%から0.69%まで上昇し、NYダウも200ドル高付近で推移したことで、上値を探る展開となった。米国株がプラス圏ながらも伸び悩むとドル/円の上昇力も緩んだが下値の堅さは維持した。
★欧米主要経済指標
・英・4月住宅ローン承認件数(中銀):1.58万件(予想:2.4万件、3月:5.61万件)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は107.68-108.77円のレンジ
・英紙報道を受けてポンド買い優勢
・4日のECB理事会で追加緩和期待から欧州株の下支え
・世界的な経済再開に伴う景気回復期待
・米中対立への過度な警戒も後退しリスク選好の円売り優勢
・重要な節目の200日SMAを上抜けると円売り優勢
・VIX指数は28.23から26.84へ低下
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